何々? 前年覇者で大会ホストを務める石川遼プロが、「ANAオープン」 で9バーディ、
ボギーなしの 「63」 でプレー、9アンダーで単独首位の好スタートを切った、って!
前日のプロアマ戦でも、チーム戦ながら同伴プレーヤーとともに神がかったプレーで 「54」 を
たたき出して、話題をさらっていましたしネ。 今回も また やってくれそうな予感がします。

18ホールのうちフェアウェイキープは6ホールで、42.86% (119人中74位) と大したこと
ありませんでしたが、パーオン率は100%という驚異的な数字を出して驚かせています。
単独首位で初日を終えたのは、今回で4度目。 うち、2009年の 「サン・クロレラ クラシック」 で
優勝しており、10年の 「フジサンケイクラシック」 では大会連覇を成し遂げていますからネ。
腰痛から実戦復帰して今季国内2戦目にもかかわらず、「ライザップKBCオーガスタ」 で優勝、
翌週の 「フジサンケイ クラシック」では2位タイと、日本に帰ってくると実力を発揮します。

口の悪い御仁は、“国内男子ツアーのレベルの低さに助けられている” なんて言いますが、初日から
4日間戦い抜いて、完全優勝することがどんなに大変なことか、その御仁は分っていないようです。
今年は、ここまで来るのに どんなに大変だったか 知ってます? ちょっと振り返ってみると ・・・
今年2月の米ツアーでした。 「フェニックスオープン」 2日目に腰痛を発症してしまいました。
その後ツアーを離脱し、治療とリハビリの毎日となりました。 体をひねると痛みが走り、練習
ラウンドでもドライバー抜きでした。 それでも決してくじけず我慢と辛抱の連続でした。

復帰戦となった7月の国内メジャー 「日本プロ選手権日清カップ」 では、見せ場もなく予選落ちでした。
でもこの時は、ショックよりもゴルフができる喜びのほうが大きかったと、コメントしていました。
自分の体と徹底的に向き合い、本格復帰を目指す日々でした。 そして苦労の末にたどり着いた復帰
2 戦目での優勝です。 思い切り振っても痛みがなく、思い通りのコースマネジメントもできたようです。
治療していた時の様子は語られていませんが、3月に結婚した後での発症も良かったのかも知れませんネ。
今年初のタイトルを手にした石川遼プロ。 この秋の日本ツアーの参戦後の目標は、米国ツアー復帰です。

申請していた公傷制度の適用が認められたことで、来季は20試合ほど出場できる見込みです。
来季は10月20日が開幕戦となる 「CIMBクラシック (マレーシア)」 に標準を合わせている
ようですが、その20試合で今季の6 試合と来季の獲得ポイントが、今季のシード獲得ラインを超えれば、
その時点でシード復帰となります。 でも米国ツアー復帰に向けて不安材料は山積みのようですヨ。
キャリーで当たり前のように290ヤード飛ばせないと厳しく、苦戦することを自覚しており、また
いつ腰痛が再発するか分かりませんし ・・・ 米国ツアーで勝てなくても、日本では勝ててしまうことを
考えれば、もう日本に戻ってきても良いような気がしますがねぇ~ さて どうでしょうネ。


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