非常事態宣言、８月まで延長されないだろうなぁ～

　
　個人的に、昨日の20日あたりから「非常事態宣言」が解除されると思っていました。

それは「規制緩和 第６段」として、建設業 及び 食品産業に従事する近隣国の外国人労働者や
映画製作クルー、貿易展示会の主催者の外国人に、政府が入国許可を検討していたからです。

　

そして現在、タイに約30万人から40万人足止めされている外国人観光客の滞在許可（７月
31日まで）を、９月26日まで猶予期間が与えられるとい話も浮上していましたからネ。

（これは帰国できない理由の明記と必要書類を提出することで、滞在期限延長の申請が可能になる
ということで、延長手続きをせずに9月26日以降も出国しない場合は、法的措置されてしまいます）

そんな記事内容を目にしていましたので、勝手に今週あたりから「非常事態宣言」が解除されるのでは
と、期待をもしていました。ですが、エジプト軍人の「外出事件」で台無しになったような気がします。

　

エジプト軍用機の乗組員であるエジプト人男性が、タイ到着時の14日間の隔離検疫を免除されて
いたため、ラヨーン県の街を歩き回り、ショッピングセンターなどを訪れていたという事件です。

当地ではショッピングセンターが一日閉鎖で消毒を行なったり、多くの学校が感染対策で休校に
なったりと、大騒動になりました。　リスクの高い市民や学生 1,300人以上にPCR検査も行なわれ、
結果、幸いにも全員が陰性でした。今では休校の274の学校も、昨日から再開され落ち着きました。

　

しかしながら、全国市民の外国人への警戒が 一層 強まった感があります。56日間も国内感染ゼロを
続けているタイですが、海外から帰国したタイ人は 毎日のように感染者が出ていますから尚更です。

今 タイでは、いくつかの機関で「新型コロナウイルスの第二波への不安に関する」世論調査を
行なっていますが、外国人の入国に心配や不安を感じ、９割以上のタイの人が入国を許可すべき

　

ではない、という意見です。　これだけ しっかりと 政府の言うことを聞き、プライベートや
ビジネスを犠牲にしてまで、感染を封じ込めている市民としては当然でしょう。理解できます。

タイ政府は現在、一部の国々と「トラベル バブル」での外国人旅行者の受け入れも考慮している
最中ですが、このタイ市民の不安や意見を どう受け止めるでしょうネ。“「非常事態宣言」を８月
いっぱいまで延長する” なんて発しないでしょうねぇ～　今月末の声明が気になります。　　


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