タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイのダルニーさん、頑張ってます!

2011年03月11日 | タイの好きな所、良い所
  
 読者の皆さん! いきなり 唐突ですが “EDF” ってご存知ですか?

タイ東北部 (イサーン) の子供の中学校進学を 支援している 「地域開発教育基金」、 
The Education for Development Foundation の頭文字を 取って、EDF です・・・ 
そうでした 「ダルニー奨学金」 と言った方が、分るかも知れませんねぇ~ 

 
<読者の方にも、協力している人 結構 いらっしゃいます…>

詳しく説明しますと… ダルニー奨学金制度は、タイで一番貧しいと云われているイサーン 地方の子供の
中学進学を 支援する 「国際教育里親支援」 なんですネ。 EDFはタイ国政府により正式に承認・

登録された財団法人ですが、24年前の1987年に設立されました。 以来、奨学金の給付や地域の開発
プロジェクトにも尽力しており、これまでに延べ30万人以上の学生を支援し、タイの東北地方19県で
活動しています。 その奨学金は2,000バーツ (約5,500円) が基本となっているようですネ。

 
    <24年間で30万人の子供達が学べました…>

EDFで預かった2,000バーツを、年間1,500バーツの奨学金として特定の中学生一人に提供され、
500バーツを タイ事務局の運営費に充てているとの事。 卒業までの三年間の支援がベースとなり、
奨学金を 受けている学生のプロフィール、写真、証書が送付され、学生と文通も出来るようです。 

さて そのダルニー奨学金という名前の根源となった、ダルニー・シーラオさん (31歳) の近況が
バンコク週報に報じられていました。 現在はEDFバンコクオフィスに勤務して9年目になるとか…

彼女の故郷は東北のウドンタニ県、貧しい家庭に育ったダルニーさんは、7歳の時、奨学金の創設者で
ある秋尾晃正さん (現在 民際センター理事長) に出会い、奨学金事業の切っ掛けになったそうです。

 
    <ダルニーさんと秋尾さん(右)…>

ダルニーさんはその後、奨学金の支援を受けて高校まで進学し、二年間ほどデパートに勤務しましたが
EDFから誘いを受けて、EDFに勤務しながら夜間大学の商学部を 卒業し、今では ダルニー奨学金事業
コーディネーターとして働いています。 自分の名前が冠になっている って、どんな気持ちなんでしょうネ。

「同じ奨学金を 受けた先輩として、子供たちの良いお手本になれば嬉しい」 と語っていますが、
結構 プレッシャーもあるのかも知れませんヨ。 

現在 日本人ドナーの数が減少傾向のようで、「もっと学校に行けない子供の存在を PRしていきたい」 と
言い、将来は EDFで得た知識を 故郷イサーンの発展に活かしたいそうです。 また 自分の畑を 作り、
効率的な農業技術を 近隣の農村住民と共有したいとも、ダルニーさんは 話していましたネ。 

ダルニー奨学金のHPはこちら 
 ダルニーさん、これからも頑張って下さいませ。   

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とらねこ)
2011-03-11 14:35:59
私もかなり以前よりダルニ-基金に参加しています。確か、年間1万円で一人の子供さんの学費をまかなえるそうです。日本では考えられないくらいの金額で当初は驚きました。この記事を読まれた方に是非とも参加をお願いしたいですね。毎年、本人から写真入りの手紙が来ますよ。写真の子供達は日本の戦後の時期のアメリカから支援を受けていた時のように、皆、素朴で可愛いですよ。
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nagaichi (とらねこ サンヘ)
2011-03-12 11:13:02
コメント、有難うございます。
学校を卒業した後の様子なんかは、分かるんでしょうか?
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Unknown (とらねこ)
2011-03-14 15:22:09
支援を受けた子供達に心の負担を掛けないように、誰が、誰に支援したかは原則名乗らないルールになっています。それで満足しています。
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nagaichi (とらねこ サンヘ)
2011-03-17 08:16:20
失礼しました。
野暮な質問でした。
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