もう そろそろタイ人の日本旅行熱も静まるんだろうと、思いきや とんでもないようですネ。
タイからの今年1月の訪日客数は6万1,100人で、昨年の4万4,770人から36,5%増となって、
1月として過去最高を記録。 また シェアでも韓国、中国、台湾、香港に次ぐ5位となったとか。
<全体でも、前年同月比52.0%増の 185万2,000人で、1月としての過去最高を記録しています>
タイの勢いが止まりません。 景気が良くて、日本に行く人が増えているのかというと、そうでもなく
リピーターが多く、またタイはFIT (個人旅行) の割合が他国より高いようですネ。 そう言えば
アジアで LCC (格安航空券) を利用したツアーが多いのも タイだと言われています。 よって
旅行先の多様化と企業間の価格競争が 物凄く進み、かつ熾烈を極めている感じになっています。
タイ人の観光客は12年から15年にかけ、約3倍にも急成長しており、何度も訪れるリピーターは個人で
自由に歩くスタイルへと移行しており、こうした実情を いち早く日本の各自治体は知っています。
各国自治体で、その熱いアピール合戦が繰り広げられています。 それを 垣間見てきました ・・・
先週の17日~21日まで、クイーンシリキット国際展示場で開催された 『タイ国際旅行フェア』 を
久しぶりに覗いてきました。 15の国から約300団体が出展していましたが、日本の自治体や企業
関連のブースは、全体の半分を占めていました。 いや私の見た目では、半分以上に映りましたねぇ~
会場内では、所狭しと各国からの自治体や企業のブースが軒を連ね、とりわけ日本関連のブースが
凄かったですネ。 北海道から沖縄まで地方自治体や企業のブースにはどこも、説明を聞くタイ人が
絶えません。 訪れたのは18日木曜日の平日ですヨ。 休暇を取って地方からも来ているのかなぁ~
驚きました! 5日間の期間中の来場者を50万人と見込んでいるそうですが、完全に超えたでしょうネ。
日本はお客の立場に立ったサービス業は、得意中の得意ですから、日本の自治体と企業がくり出している
それぞれ趣向を凝らしたブースの人気が高く、観光名所や特産品などのPRでは他国を圧倒していました。
タイでは4月のソンクラーン正月を挟み、3月から5月は 長期休暇の時期で大型連休もやってきます。
これからまさに旅行シーズンですからネ。 今年は昨年の85万人を超えて100万人を突破するかもねぇ~
これは凄い数字ですヨ。 日本からタイを訪れる観光客でも 昨年 132万人ですから ・・・
日本の観光業界にとっては、今やタイは中国に続く 「大お得意様」 となっています。
噂さけでなく、実際に タイ人の日本旅行熱を 目の当りにして驚くばかりでした ・・・
私の周囲のタイ人に聞きますと、日本は一度行けば満足する国ではなくて、何度でも行きたい国だと口を揃えます。それほど、地域や季節の変化に富んでいて、食事やホテル、買い物等の品質が高く、なおかつ国民性もフィットするという、何というか日本に対して恋愛にも似た感覚を持っているようです、有り難いことです、
ここまで日本が好かれるのは、これまでのタイへの貢献という土台もありますが、近年日本の観光情報が広く行き渡るようになったことが大きいと思います。なかでも佐野ひろさんのテレビ番組「すごいJAPAN」の貢献は計り知れません。私も10本以上見ましたが、ひろさんの明るく誠実でユーモアのあるキャラクター、タイ語での語り、観光地や名物を独自の(タイ人が面白いと思う)感覚で取り上げていることが人気の源で、私も紹介された地を訪れてみたいと強く思いました。また、女性に言わせると、「ひろはすごくかっこいい」んだそうです。
観光という国民レベルの相互交流で、日本とタイの関係がますます強くなれば、こんなに嬉しいことはないですね。
ほんとにナイスガイです。 昨日 食事を一緒させてもらいましたので、
明日のブログに書きますね。 コメントを有難うございました。