私の強制隔離終了後 さらに数日で、日タイとも新規感染者数が過去を更新しています。
タイ国では2万200人(死者188人)と、一日の感染者数、死者数と共に過去最多に。
バンコク都は4,118人と四千人を超え、日本人も多く住むシラチャやパタヤが位置する
東部チョンブリ県の1,678人など、都周囲の隣県でも軽く千人を超えてしまっています。
東京都でも昨日、バンコク都と同じく4,166人の感染が確認され、過去最多を更新でした。
バンコク都の人口は、約558万8000人。東京都は、約1400万人です。バンコク都の人口は、
同居している人、スラム街の人達もおり、実際はそれ以上で約800万人とも言われていますが、
それにしてもタイ国 及び バンコク都の新規感染者が酷くなって、止まる気配がありません。
<デルタ株は1.78倍の感染力って>
はやり 恐れているのが、感染力が強いと言われているデルタ株。その割合が全国で、4月~
6月に10%程度でした。バンコク都は20%だったものが、今は86%を占めているようです。
タイ保健省は昨日、7月24日~30日に新型コロナウイルス感染者2,547人をチェックした
ところ、78.2%がデルタ株、21.2%がアルファ株、0.6%がベータ株に感染していた、と
発表しています。全77都県中74都県でデルタ株が確認されたという話もあります。
医療崩壊が始まっているタイ国ですが、昨日で入院中(臨時病床を含む)のコロナ
患者は21万1,076人、人工呼吸器を装着している患者は1,035人と千人を超えました。
日本政府もコロナウイルスの感染が急拡大しているタイ国に、医療体制を支援する為、
酸素濃縮器を775台送ることを決めましたネ。 この数量でも随分と助かるでしょう。
これまでにインドとインドネシアに酸素濃縮器を、マレーシアなどにもワクチンを無償で
提供。日本は今、他国を心配している場合ではありませんが、茂木外務大臣は、“戦略的に、
医療機器やワクチンの逼迫性が高い東南アジアの国々に支援をしていきたい“ と述べています。
どこの国もそうですが ともかく、タイ国もワクチン接種率を高めなければいけません。
各大手病院で日本人の接種も始まっています。50歳以上の人や基礎疾患がある人以外でも
枠がある場合は接種できるようです。 ワクチン接種拡大に期待しましょう。
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新規感染者数は、タイは日本の2.5倍ですが・・・重症者数、死者数が全く違います。
タイの昨日の死者数は188人 うちバンコクは92人でした。
一方、日本国内の死者数は14人 東京は1人でした。
東京の過去1週間の1日平均死者数は4人です。
要するに、人口比では、タイの死者数は日本の25倍 バンコクの死者数は東京の40倍と言う驚異的な数字になっているのです。
両国のワクチン接種率の差が明確に出ています。
有効性が低い中国製ワクチンに引っ掛かってしまったタイの悲劇が如実に出ています。
タイの場合、新規感染者数は既に、インドが4月に記録した1日当たり40万人を昨日追い抜いてしまいました(人口比 インドの人口はタイの20倍)。
タイの感染状況は、アジア圏では、マレーシアに次いで第二位になってしまいました。
日本人駐在員が特別チャーター便で緊急帰国しているインドネシアよりも、多くなってしまいました。
ここまで来てしまうと、ロックダウンも効かず、ワクチン接種のピッチを上げることが唯一のコロナ戦争の戦法になっています。
日本は、感染者数は増加していますが、死者数は低水準であり、欧米のような「WITHコロナ」の時代に入った、と見ていいでしょう。
★タイの感染状況
https://www.thaich.net/news/20210804uc.htm
★日本の感染状況
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-widget/