タイで昨日、新規に感染が確認されたのは3人ですが、全員が海外からの帰国者でした。
5月7日にパキスタンから帰国した23歳の男性と、8日にエジプトから帰国した21歳と
23歳の若い男性です。隔離施設に滞在中に陽性が判明しました。 死亡者はありません。
これまでの累計は3,028人(死者累計56人)。2,856人は既に回復しており、現在 116人が
治療中です。タイは死者も少なく入院している人は6%弱です。医療関係者が頑張っています。
でもタイは、デング熱の患者数と死者数の方がまだまだ多いんですネ。「無防備なデング熱」と
ロックダウンを実施し夜間外出禁止令まで発出している「COVID-19 対策」とでは、較べても
余り意味はありません。ですが、近年のデング熱の患者数と死者数を見ると、改めて驚きます。
デング出血熱とデングショック症候群の患者数 デング熱での死者数
2017年 5万3,190人 63人
2018年 8万4,830人 109人
2019年 12万8,964人 133人
この数字はタイ保健省によるものですが、年々 死者が多くなっているようです。 今年は4月
14日までの数字ですが、8,746人のデング熱の患者が報告され、その内6人が死亡しています。
比較は意味ないかも知れませんが、こんなに大騒ぎしている新型コロナウイルスなのに、タイでは
毎年起きているデング熱より感染者と死者数が少ない事に、感激してしまうのは私だけでしょうか。
デング熱は地方の田舎で多く発生します。バンコク都のように大都会では少なく、デング
ウイルスを持つ蚊に刺されることで感染します。予防接種や予防薬はなく、蚊に刺されない
ことが唯一の予防方法です。 処でタイ気象局は、今日の18日から雨季入りを宣言しました。
水溜りが多くなる雨季のシーズンは蚊も多く発生します。 雨季は、10月中旬まで続くようです。
ですので、地方の人たちはCOVID-19 感染と合わせて、デング熱にも留意しなければなりません。
タイ保健省も、今後 雨季に入るにあたり、デング熱の感染にも注意するように呼びかけています。
諸事情が多種 違うにせよ、470万人以上の感染者と31万人以上の死者を出し、世界で猛威を
振るっている新型コロナウイルスが、タイではデング熱より低く抑えているのは立派ですよねぇ~
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