女子バレー 八百長だ、なんて 言わないで！

　　
　ワタクシ、フットサルというスポーツは 余り 解りませんが、アラブ首長国連邦のドバイで開催
されていた ワールドカップ （Ｗ杯） アジア予選を 兼ねたアジア選手権で、日本が４大会ぶり
二度目の優勝を 果たしています。　巡り合わせが悪いと いうか、決勝の相手は タイでした ・・・

タイに ６対１で快勝して、日本は11月に タイで開催されるワールドカップ出場を 決めていますが、
タイは 主催国ですから、勿論 参加します。　しばらくは 遺恨試合 云々と 言われそうですヨ ・・・

　
＜日本も強いフットサル…＞

　なぜかと言いますと、ニュースでも 流れていましたから ご存知の方も多いでしょう、５月19日～27日に
行なわれていたバレーボール女子のロンドン五輪世界最終予選兼アジア予選大会で、タイ・バレーボール
協会は 国際バレーボール連盟に 「日本に 八百長があったのでは」と 調査を 要求していたんですネ。　

日本は 最終日に セルビアに ２対３で敗れ、勝ち点で タイと 並びましたが、セット率で タイを 上回り、
大会４位で五輪出場を 決めています。　僅差で初の五輪出場を 逃したタイでは、日本がセルビア戦で

　
　＜力無く帰国したプルームジット選手のタイ女子チーム…＞

２セットを 取って出場を 決めた後に 手を 抜き、わざと負けたというのです。　確かに ２セットを
取った後は 五輪出場が決定し、気が抜けて力が入らなかったのでしょうネ。　これも解りますが …

もし セルビアが負けていれば、日本が３位 タイが４位で タイが初のロンドン五輪に 出場できた
可能性があったワケです。　うぅ～　立場が違えば、そういう八百長に 見えてしまうんですねぇ～　

　
　＜それでもスワンナプーム国際空港では笑顔でホーズ…＞

この見解が タイで広がり、タイの新聞・テレビは 「日本の八百長疑惑」 を 一斉に 報じましたから、
一大事とは なりませんでしたが、物議を 醸し出していた次第です。　もう 収まったでしょうかネ。

　結局 国際バレーボール連盟は この問題について 先週 「調査の結果、八百長を 裏付ける証拠は
なかった」 と 発表。　また 日本とセルビアのバレーボール協会や 一部観衆も 同意見だったようです。

　
　 ＜ここ何年かで タイ女子バレーは急速に 強くなった…＞

タイでは タイ女子バレーチームが、帰国した折には 「日本とセルビアは 互いに 協力して試合を あの
ような結果に 導いた」 など抗議の声が相次ぎ、一時期 交流サイトの 「フェイスブック」 には「許せない！

日本料理は もう食べない！」 といった怒りのコメントやら、日本を 避難する意見が多数投稿されたり …
初めての五輪出場も かかっていましたし、今年が最強のチャンスでしたからねぇ～

　
　 　　　＜頑張りましたが…＞

日本がセルビアに ２対３ で 逆転負けして、タイ女子バレー史上初の五輪出場が 挫折した瞬間、宿泊先の
ホテルで この試合を テレビ観戦していたタイの選手たちは、涙を 流して悔しがった、と 聞きました。

ホント 気持ちは よく 解りますネ。　国際バレーボール連盟は 大会のシステムが、こうした疑いを
招いたことを 認め、八百長の可能性を 減らすよう、システムを 変更する方針を 示していました。
　11月に タイで 開催されるフットサルのワールドカップまで、引きずらないで ほしいですがねぇ～　


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