今年初めての苗作りの準備をはじめました。寒い時期なので、発こう熱を使った「苗床」(なえどこ)を作ります。こういうやり方を始めて、3年くらいたちますが、黒保根に引っ越しここの地で作るのは、初めてとなります。今までの倍の大きさにしましたが、しっかり、熱が上がるかどうか心配です。落ち葉・牛フン・糠・藁・水を交互に重ね、踏み固めます。種が発芽する温度になったら、種まき開始です。終わると堆肥として、畑に蒔きます。昔の人は無駄なく、あるものをうまく使い、自然の力を利用していてすごいと思います。あとは五感や経験で状況に合わせます。今年も元気な苗が育ちますように・・・
ハウスの温度調節をするために、ハンドルを回すとビニールが上がります。「くるくる」といいます。
最近少し暖かい日があると春が来てしまったようで、もう少し冬眠していたいのに・・・とひとり呟いています。少しずつ、日がのび始め、来週は立春です。寒くて固まっている体を伸ばして、春を迎えたいと思います。