和や はたけ日記

元気でおいしいやさいに囲まれて・・・。

苗作りの準備…。

2009-01-31 21:16:38 | インポート

  014                 今年初めての苗作りの準備をはじめました。寒い時期なので、発こう熱を019使った「苗床」(なえどこ)を作ります。こういうやり方を始めて、3年くらいたちますが、黒保根に引っ越しここの地で作るのは、初めてとなります。今までの倍の大きさにしましたが、しっかり、熱が上がるかどうか心配です。落ち葉・牛フン・糠・藁・水を交互に重ね、踏み固めます。種が発芽する温度になったら、種まき開始です。終わると堆肥として、畑に蒔きます。昔の人は無駄なく、あるものをうまく使い、自然の力を利用していてすごいと思います。あとは五感や経験で状況に合わせます。今年も元気な苗が育ちますように・・・024_5 018

ハウスの温度調節をするために、ハンドルを回すとビニールが上がります。「くるくる」といいます。

最近少し暖かい日があると春が来てしまったようで、もう少し冬眠していたいのに・・・とひとり呟いています。少しずつ、日がのび始め、来週は立春です。寒くて固まっている体を伸ばして、春を迎えたいと思います。


大寒のころ・・・。

2009-01-22 19:59:16 | インポート

015 016 20日は大寒でしたが、その前日は日中3月下旬並みの気温になったところもあったそうです。それでも、寒さが戻ってきて今日も雨上がりの冷たい曇り空です。目の前の山に霧がのぼっています。

家の近くで借りている畑のとなりに梅畑があり、畑の地主さんでもあるおばあさん(さだこさん)が、枝の剪定をしています。(はしごに登るのもすごい!)ここのところ、つぼみがだいぶ大きくなってきました。(咲くのはまだまだ先ですが…。)               

毎年、梅畑に有機たい肥をまいているので、一歩梅畑に入ると土がふかふかしていて、「土の優しさ」が足底から伝わってきます。春になると、ふきやウドなども出てきて、自分たちも時々いただいたりしています。

 この梅の木は植えてから50年ほどたっているそうですが、いまでも旺盛に枝が伸びてきて、立派な枝ぶりをしています。さだこさんは毎年梅干しをつけています。

そして、この梅の木には農薬をいっさい撒いていません。梅農家さんの梅に比べれば、収穫量が落ちたり、梅に虫などの食害の跡が多少残ったりするのかもしれませんが、大粒の立派な梅がなります。 梅とりの時期になると、樹の下にはいろいろな草が適度に生えています。さだこさんは草取りもするのですが、根こそぎきれいにするというのではなく、その加減が見ていると実に「適当」なのです。たぶん、土の中にもいろいろな目に見えない小さな生物まで、多様な生き物がいるのだろうなと、想像しています。

梅の木が虫や病気などにも耐えて、元気なのも土のおかげなのかもしれません。そして、さだこさんの毎年黙々と行う作業のおかげと・・・。

007 春だいこんの種をまきました。


雪景色・・・。

2009-01-09 11:35:12 | インポート

020 021  今年も3が日から1週間が過ぎました。本年もよろしくお願いいたします。

今朝は雪になりました。7時で積り始めています。かなり積りそうな・・・。家の前の景色も、一面真っ白になりました。雪見酒おいしいだろうな・・・。

さて、頭もお正月気分を切り替えて、今年のやさいの作付計画を立て始めています。毎年のことですが、これから始まる1年で”これを今年は上手につくりたい”などの期待と、”今年は台風が大丈夫だろうか”などの不安もすこしおもいながらの、新鮮な時間です。 いろいろなことを考えていますが、今年は昔の暦(旧暦)での季節感覚をより身につけていきたいなと思っています。ここ2,3年、参考に旧暦カレンダーを眺めてきましたが、季節感が畑仕事ではあっていることも多く、これからも活用していきたいです。

011_2 012  「十二山の神」「じゅうにさま」として親しまれる、山の神様です。山の中で暮らしてきた人々の祈りの形、自然への畏敬の念を形にあらわしたものです。他いろいろな説があり、地域によって違うようです。猟師・樵・炭焼きで暮らしてきた人にとっては身近な神様で12の日は山に入らなかったり、お祭りをしたりするようです。この写真の「十二様」は山の畑の近くにあります。