ブログを更新せずにいた間に、すっかり秋が近くなってきました。
山の家の道には、まだ青いどんぐりや山栗が目につき始めました。
あの猛暑の日々はついこの間の事でしたが、確実に季節が変わり始めています。
毎年のことですが、ほっとする気持ちと時間が過ぎていった少し寂しい気持ちが
入り混じる瞬間です。
種とり用の野菜です。
おくら、なす、ピーマン 、ししとう、採った種をまた来年蒔きます。
おくら、なす、ししとうは初の種とりですが、ピーマンは今年で3年目です。
1、2年目はこの土地にまだなじんでいなかったせいか、いい実は収穫できませんでしたが、
今年3年目はようやく、大きくて肉厚な甘いピーマンが成りました。
この種を取る野菜たちは、もともと種を取って栽培されてきた品種です。
現在、一般的に売られている「F1」と呼ばれている種ではありません。
選抜していい株や実を選んで採取するのは面倒ですが、そこの土地に順応して、
たくさんの肥料や農薬がなくても、たくましく生きていく野菜ができるのも種とりの良さです。
そして「おいしくなる!」のが一番の魅力です。