日が伸びて、気温が上がるようになると急に、玉ねぎが上に伸び始めました。雑草も顔を出し始め、畑仕事に出る人も見かけるようになり、「春の香り」がしてきます。
前の晩にたっぷり降った雨の水分が、朝日の下、水蒸気となって上がっていきます。少し前なら、凍りついていた土が、ほこほこ気持ちよさそうに見えまた。
知人の畑を見学に行きました。家は自分で、作ったそうです。壁は土壁で、古民家を壊した際に出た土壁をいったん溶かし、ここの土地の土を混ぜて塗ったということです。温かみのある壁で、夏も涼しそうです。
にわとりも50羽ほどいて有精卵を販売しています。畑は、いろいろ試行錯誤しながら、今年は不耕起栽培(土を耕さないで、土と野菜の持つ力でおいしい野菜を作る。雑草は野菜の近くだけ処理する)をするそうです。~ちなみにお嫁さん募集中です!~
今日は全国的に春の嵐となり、一日中空が黄砂でかすんでいました。これも春の一日です。
昨日夕方から本格的な雪になり、今朝12、3cmの積雪になりました。畑の景色も1か月前に逆戻り、でも梅の花に雪もきれいだなと思っていたところ、先日植えたレタス、茎ブロッコリーのビニールトンネルが雪でつぶれているのを発見!
柔軟性のある棒が、雪の重みで完全に折れてしまいました。手で折ろうとしても、なかなか折れない棒が折れる雪の重みは、覆いかぶさっている雪を手でどけてみて実感しました。本当に重い!
雪の下敷きになって、折れてしまった苗がいくつかありましたが、この先はもう野菜の生命力を信じるしかありません。2月から3月にかけての雪の怖さを身をもって感じました。もう少し太い棒で支えていたトンネルは無事だったので、来年はこれを教訓に備えたいと思いました。