前略
なぜ1カ月当たり100時間、または2~6カ月平均で月間80時間超という基準が設けられたのでしょうか。ポイントの1つは、東京のビジネスパーソンの通勤時間が、片道平均1時間半かかることです。1日当たり5時間の残業に従事すると、勤務時間と通勤時間の合計で16時間以上、会社に拘束される計算になります。生活時間と呼ばれる残りの7~8時間のうち、睡眠に割り当てられるのは5時間以下になってしまうと考えられているのです。
また、いくつかの医学研究によれば、睡眠時間が減ると突然死のリスクが多少高まったり、メンタル面での不調が起こりやすくなったりするとされています。
中略
“サービス残業”は労働基準法違反
このような背景から、労働法令などは残業時間の短縮策を講じることを企業に求めています。例えば休暇取得を促進したり、・・・・・
第4回 「過重労働対策」 バブル期の意識では、健康リスクは減らない
なぜ1カ月当たり100時間、または2~6カ月平均で月間80時間超という基準が設けられたのでしょうか。ポイントの1つは、東京のビジネスパーソンの通勤時間が、片道平均1時間半かかることです。1日当たり5時間の残業に従事すると、勤務時間と通勤時間の合計で16時間以上、会社に拘束される計算になります。生活時間と呼ばれる残りの7~8時間のうち、睡眠に割り当てられるのは5時間以下になってしまうと考えられているのです。
また、いくつかの医学研究によれば、睡眠時間が減ると突然死のリスクが多少高まったり、メンタル面での不調が起こりやすくなったりするとされています。
中略
“サービス残業”は労働基準法違反
このような背景から、労働法令などは残業時間の短縮策を講じることを企業に求めています。例えば休暇取得を促進したり、・・・・・
第4回 「過重労働対策」 バブル期の意識では、健康リスクは減らない