連日の深夜残業や休日出勤のあげく心身を壊す正社員、低賃金なのに正社員並みの業務と責務を負わされる非正規雇用の労働者 ── 。苛酷な労働環境に陥った人々の話題が、メディアでさかんに取り上げられている。実際、周囲の人々や自らが長時間労働で疲労困ぱい、という人もいるだろう。いわば、「会社に壊される」状況がはびこる現代に、私たちは生きている。不幸を嘆いていては始まらない。逃れる方法は、どこかにあるはずだ。
会社に壊されない生き方(1) 会社に壊されるくらいなら会社をやめよう
会社に壊されない生き方(1) 会社に壊されるくらいなら会社をやめよう
社名の由来でもある「シャープペンシル」の発明で成功を収めた創業者の早川徳次氏は、関東大震災で妻子と工場のすべてを失い、東京から大阪に移って初の国産ラジオを生み出した。新天地で再起を図った創業者の心を胸に、シャープ社員らの再挑戦の日々が始まった。
シャープ堺移転、社員ら初出勤… 旧本社では別れや励まし
シャープ堺移転、社員ら初出勤… 旧本社では別れや励まし
◇悲願の商社トップの定着狙う
15年度に初のトップ商社となった伊藤忠商事が、ウエアラブル端末による体調管理や、スポーツジムのある独身寮の新設など、社員の「健康増進策」を次々と打ち出している。三菱商事や三井物産などライバル商社に比べて社員数の少ない伊藤忠は、「健康増進で一人当たりの生産性を高め、メリハリを付けながらバリバリ働いて商社首位を不動のものにする」(垣見俊之人事・総務部長)と意気込んでいる。【永井大介】
◇福利厚生ではなく経営戦略
伊藤忠の16年3月期連結決算は非資源部門が好調で、ライバル他社が資源価格の下落で多額の損失を計上したこともあり、2403億円の最終黒字を確保して悲願の商社トップとなった。
<伊藤忠商事>ウエアラブルや独身寮ジム化 健康増進で稼ぐ
15年度に初のトップ商社となった伊藤忠商事が、ウエアラブル端末による体調管理や、スポーツジムのある独身寮の新設など、社員の「健康増進策」を次々と打ち出している。三菱商事や三井物産などライバル商社に比べて社員数の少ない伊藤忠は、「健康増進で一人当たりの生産性を高め、メリハリを付けながらバリバリ働いて商社首位を不動のものにする」(垣見俊之人事・総務部長)と意気込んでいる。【永井大介】
◇福利厚生ではなく経営戦略
伊藤忠の16年3月期連結決算は非資源部門が好調で、ライバル他社が資源価格の下落で多額の損失を計上したこともあり、2403億円の最終黒字を確保して悲願の商社トップとなった。
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