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“白線流し”の高校で『黒タイツ禁止』…不合理校則に生徒は立ち上がった #KuToo石川さん「声上げ一歩先に」

2020-02-26 | 労働ニュース
職場で女性にハイヒールやパンプスの強制をやめようと呼びかける「#KuToo」。SNSなどで広がり、2019年の流行語大賞のトップ10に選ばれるなど、多くの共感を呼んだ

呼び掛けた岐阜県多治見市出身の石川優実さんは、#KuToo活動で「男性と女性で選択肢は、同じだけあるべきで、そこに健康や精神に被害がでることは見直していきたかった」と話す。

石川さんは今回、「女子生徒の黒タイツ禁止」という校則を、生徒たちの活動で廃止にした岐阜県の高校を取材した。
“白線流し”で知られる伝統校の不合理な校則「黒タイツ禁止」
石川さんが訪れたのは、岐阜県高山市の県立斐太高校、明治時代から130年以上続く名門校だ。斐太高校は、ドラマにもなった伝統行事で知られている。

卒業の日、学生帽の白線と、セーラー服のスカーフを結んで川に流す「白線流し」。女子生徒たちは雪が降る中、素足に白い靴下。伝統だから、フォーマルではないから…そんな理由で黒タイツは禁止だった。

生徒手帳を見ると、校則で許されるのは、ベージュのストッキングか、スラックス。しかし、ストッキングは薄くて寒い。セーラー服の下にスラックスはかっこ悪い。

石川さん:
本当は黒タイツ穿きたいなみたいな声はありましたか?
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