女性議員の比率が高まるかが注目される今回の統一地方選で、選挙活動は女性の人権に配慮して行われているか-。市民団体「女性と人権全国ネットワーク」は、選挙カーで候補者をPRする「ウグイス嬢」ら選挙活動に携わる女性たちのセクハラやパワハラ被害の実態調査をしている。
取り組みは「セクハラ・パワハラレスキュー」。専用メールを設け、選挙活動で起きやすい被害の傾向などをまとめる。集まった情報は個人が特定できないように公開し、政党などにもセクハラ防止を提言する。
同ネットの佐藤香さんは「選挙事務所は短期間に強い団結が求められる場。被害を訴え出ようとしても、和を乱すなと我慢をさせられがちだ」と指摘する。
専用メールの宛先は、rec@projectjapanwomen.net。希望があれば相談機関を紹介する。匿名での事例報告だけでも可。統一選終了後の五月十日まで受け付ける。
東京新聞
セクハラ、パワハラ ウグイス嬢、声を上げて
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