外国の大学での研究期間中に無断でハワイに滞在したことなどを理由に不当に懲戒解雇されたとして、中京大学(名古屋市)の前総合政策学部長、羅一慶(ライルキョン)・元教授(49)が27日、大学を運営する学校法人梅村学園(同市)を相手取り、解雇無効の確認や不払いの給与など1066万円の支払いを求めて名古屋地裁に提訴した。
訴状などによると、羅・元教授は2013年8月から14年2月までの韓国・延世大学での在外研究期間中に無断でハワイに滞在したほか、15年には学生の個人情報の入ったパソコンを紛失したなどとして、今年7月、大学を懲戒解雇されたという。
羅・元教授は、延世大とハワイ大の了解のもと、ハワイ大で研究していたとして、「金品を詐取し不正に使用した事実はなく、懲戒事由がない」と主張している。パソコン紛失も大学側に報告し、個人情報の流出も確認されていないとして■
訴状などによると、羅・元教授は2013年8月から14年2月までの韓国・延世大学での在外研究期間中に無断でハワイに滞在したほか、15年には学生の個人情報の入ったパソコンを紛失したなどとして、今年7月、大学を懲戒解雇されたという。
羅・元教授は、延世大とハワイ大の了解のもと、ハワイ大で研究していたとして、「金品を詐取し不正に使用した事実はなく、懲戒事由がない」と主張している。パソコン紛失も大学側に報告し、個人情報の流出も確認されていないとして■