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積水ハウス「パワハラ自殺」遺族に6千万円 地裁で和解

2015-04-03 | 労働ニュース
大手住宅メーカー・積水ハウス(大阪市)の社員だった男性(当時35)が自殺したのは上司のパワーハラスメントが原因だとして、兵庫県内に住む男性の両親が同社に9280万円の損害賠償を求めた訴訟が大阪地裁であり、同社が和解金約6千万円を支払うことで和解した。3月24日付。

 両親側は、男性が顧客の苦情対応などの統括役になった2010年8月以降、上司から指導力不足などを理由に「死ね」「給料泥棒」などと罵声を浴びせられていたと主張。男性は11年9月、大阪市内の淀川でおぼれて亡くなっているのが見つかった。

 神戸西労働基準監督署は12年8月、「業務上の心理的負担によって適応障害を発症し、自殺に至った」として労災と認定。両親は13年2月、「上司の言動は指導の限度を逸脱していた」として提訴したが、同社は「厳格な指導はしたが罵声は浴びせていない」と反論していた。積水ハウスは取材に「円満に解決すべく和解したが、


積水ハウス「パワハラ自殺」遺族に6千万円 地裁で和解
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