◆箱はできても中身の伴わない過労死防止法
政府は「過労死防止法」を打ち出す一方で「働き方改革」を推進。「真逆なことを同時に進めています。『働き方改革』は、まさに『働かせ方改悪』『過労死促進法制』です」と中野さんは憂う。
今、中野さんたちが訴えているのは、企業側が労働時間をきちんと管理し、それを把握したうえで上限規制を設けてほしいということだ。「過労死防止法」の適正化が進む企業は、全体のわずか3割ともいわれている。特にリモートにより労働時間が曖昧になったコロナ禍では、その点が重要なポイントとなる。
「8年も前に『過労死防止法』が成立しているにもかかわらず過労死が減らないのは、その内容が企業に周知徹底されておらず、実効性がないからです。具体的な対策は通達されていても、点検はしないし検証・研究分析もきちんと行われない、それを基にした対策も打たない。箱はできたけれども、内容は全然詰まっていないという感じです」
◆「あと少し、もう1時間だけ」の積み重ねが過労死を招く
まじめで責任感が強く、いやと言えない。仕事ができる。その仕事にやりがいを持ってい⇒続きはコチラ・・・・FRIDAYデジタル
政府は「過労死防止法」を打ち出す一方で「働き方改革」を推進。「真逆なことを同時に進めています。『働き方改革』は、まさに『働かせ方改悪』『過労死促進法制』です」と中野さんは憂う。
今、中野さんたちが訴えているのは、企業側が労働時間をきちんと管理し、それを把握したうえで上限規制を設けてほしいということだ。「過労死防止法」の適正化が進む企業は、全体のわずか3割ともいわれている。特にリモートにより労働時間が曖昧になったコロナ禍では、その点が重要なポイントとなる。
「8年も前に『過労死防止法』が成立しているにもかかわらず過労死が減らないのは、その内容が企業に周知徹底されておらず、実効性がないからです。具体的な対策は通達されていても、点検はしないし検証・研究分析もきちんと行われない、それを基にした対策も打たない。箱はできたけれども、内容は全然詰まっていないという感じです」
◆「あと少し、もう1時間だけ」の積み重ねが過労死を招く
まじめで責任感が強く、いやと言えない。仕事ができる。その仕事にやりがいを持ってい⇒続きはコチラ・・・・FRIDAYデジタル