物欲王

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極太麺の魅力 駒込 一○そば

2022-08-28 16:35:10 | レストラン/バー/カフェ/料理/デザート

「アルピーの立ち食い蕎麦探訪」第11弾で紹介されていた駒込の一○そばに行ってみました。

麺が太いことで有名な飲食店といえば、いわゆる二郎系ラーメンを真っ先に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、日本そば店でも二郎系に負けない麺の太さを誇るお店があるのです。

最初に僕が麺が太い日本そばを初めて知ったのは沸騰ワード10というテレビ番組で佐藤栞里さんが紹介されていた立ち食いそば店 一由そばでした。

こちらも大きなゲソ天や太いそばで有名なお店で、初めて訪問したときはその「スケール」の大きさに驚いたものでした。一○そばはその一由そばの姉妹店だというので、訪問してみることにしました。

一○そばは駒込駅前の本郷通りを古河庭園方向に数分歩いたところにあります。てっきり本郷通り沿いあるのかと思いきや、本郷通りを駒込駅側に切り返すように枝分かれする細い坂の途中にありました。

伝わるでしょうか、この坂の感じが。この写真で見るよりちょっと急な坂になっています。

店舗に向かって右手にある出入り口を入ると、店内に広がるカウンターが視界に飛び込みます。一由そばとは異なり、一○そばは座れる立ち食いそば屋さんでした。天ぷらの陳列されている棚もこぎれいで好感が持てます。迷った挙げ句、一由そばでも有名なゲソ天と紅しょうが天を太蕎麦と併せて注文しました。

蕎麦は確かに太さがありながらも、決して粉っぽいものではなく、そば切りの食べやすさとそばがきの満足感の良いところ取りをしたような感じです。つゆは関東の蕎麦らしい黒々とした見た目と、何度もすすりたくなる味わいが、太い麺を引き立てます。ゲソ天も安定の美味しさですね。良い意味で驚いたのは、紅しょうが天の味の良さです。紅しょうが自体は高価な食材ではないですが、これを天ぷらにすると何故こんなにくせになる味に変貌するのでしょう。特に一○そばの紅しょうがと衣のケミストリーには驚きを禁じ得ませんでした。

蕎麦をたぐりにいったつもりが、もっと他の天ぷらも試してみたいなと思ったお店でした。

コメント
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