先日手に入れたBarbourのオイルドジャケットに合わせようと思い、しばらく履いていなかったRed Wingのアイリッシュセッターを靴箱から引っ張り出してきました。
長らく履いていなかったのでカビなど生えていないか心配だったのですが、幸い履けないほどには痛んでいませんでした。しかし、靴の素材はレザーのため、長年放置されて油分も足りなくなっているでしょうから、お手入れしてみることにしました。
実はこのアイリッシュセッターに限らず、靴のメンテナンスはあまりやっておらず、道具も揃っていないので、最近気に入っている無印良品でシューケアグッズを見に行きました。
まずはブーツのホコリ取り用のブラシ。ブーツの溝にたまったホコリを掻き出すためにも、毛足の長い「ブナ材靴ホコリ取りブラシ」を選びました。
次にクリーナやクリームを塗り込むために「くつみがきクロス」も購入しました。はじめは100円ショップでぞうきんでも買おうかと考えたのですが、無印良品のくつみがきクロスは3枚組で290円なので、こちらの方が良さそうという判断です。
結構悩んで結局買わなかったのが「くつクリーム」です。アイリッシュセッターは色が薄いので、クリームによっては染み込みすぎてシミになってしまうのではないかと躊躇したからです。
まずは家にあったCOACHのレザークリーナとモイスチャライザーを使ってみることにしました。COACHの革製品で問題なく使えるクリーナーとクリームであれば、いくら色の薄いアイリッシュセッターであっても問題ないのではないかと考えたからです。このセットで利用しても変色がなければ、その上にワックス的なレザークリームを今後塗り込んでいくことにしました。
クリーナで汚れを落とし、モイスチャライザで油分を与えた後の仕上げ用には「ブナ材くつみがきブラシ」を購入しました。「ブナ材靴ホコリ取りブラシ」とこの「ブナ材くつみがきブラシ」の2本とも購入するかは悩みどころでしたが、クリームを塗った後に「ブナ材靴ホコリ取りブラシ」で再度ブラッシングしてしまうと、ブラシ部分に油分がついてホコリが取りづらくなるのではないかと考え、オイルを塗り込む前後で使用するブラシを分けることにしました。
余談ですが、ついでに木製のシューキーパーも購入してみました。仕事用の革靴が乾燥なのか、メンテナンス不足のせいなのか、変形することが多いので、シューキーパーを入れて形を戻してみたかったのです。
閑話休題。
無印良品のシューケアグッズとCOACHのクリーナ&モイスチャライザでアイリッシュセッターを磨いたところ、非常に綺麗になりました。COACHのカバンですら綺麗にできるクリームですから、当たり前と言えば当たり前なのかも知れません。ただアイリッシュセッター自体が持っていたテカテカしたコーティング感が失われ、しっとり艶やかな感じになってしまったので、防水性という意味では靴用のワックス材が入ったクリームを仕上げには使う方が良いかも知れません。しばらく履いてみて防水性が物足りないようであれば、Red Wing純正か、サードパーティ製のシュークリームを買って塗ってみたいと思います。
革靴はきちんとメンテナンスしないと勿体ないですね。反省しつつ、今後もこのブーツを大事に履いていきたいと思います。