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折々の写真と短い説明文を不定期に更新したいと思います。

22-11 夏の思い出 ポンペイの栄華その5(最終回)

2022-09-07 15:56:34 | 身近な写真

 8月の想い出 雨が多かった。悲しい水の事故もあった 夏休み中は公園では久しぶりに子供たちの甲高い笑い声 好いもんだね!! 元気をもらう 花火大会も開催された 地元では「彩夏祭(さいかさい=朝霞市 阿波踊り大会」が規制なしに行われ沢山の人出 真夏の風物詩が勢ぞろい 4回目のワクチン接種も終わった  風鈴の涼やかな響もそろそろ終わりだ

 時は流れ9月に、台風11号のニュースが流れる  風速70mの強力台風におののく 埼玉には大きな影響はなかったが不安定な雲行き 雲の形が逞しい さて2学期が始まった みんな 元気に通学してほしい

  蝉しぐれ(今年はセミが少なく ささやか)に代わり、草むらからコオロギのコロコロ~が聞こえ始める 心地よいメロディー 空き地では秋の花 ヒガンバナ(彼岸花)が咲きだした  

8/31ロシアの元ソ連大統領ゴルバチョフ(91歳)さんが死去 なんとなく親しみを感じさせる雰囲気があった ペレストロイカ(たてなおし)、グラスノスチ(情報公開)、東西冷戦の終結、核廃絶に取り組みノーベル平和賞、大の親日家、最近はウクライナ侵攻に早期停戦を呼びかけ・・・・しかしロシアでは旧ソ連邦を崩壊させたとして評判は良くないようだ 国葬にもならなかった 

 エンジェルス大谷翔平 残留が決まり新たな気持ちでチャレンジ 8/9 ついに4度目の挑戦で10勝目 104年ぶりの2桁勝利・2桁本塁打達成  9/5現在11勝8敗 32本塁打 大リーグ通算500安打 奪三振400 MVPに1歩近づいた 目が離せない  あと2勝期待したい(ベーブルースは13勝11本塁打) ところでエンジェルス 売りに出される⁇(8/24) 興味津々だ

 ここ数年よく蚊に刺される(かまれるという地方も) 周りの人はそうでもないのに 理由は分からない 小型蚊で何時刺されたかわからず、暫くして猛烈にかゆくなり、しびれと膨れでやっと場所確定 またやられた!蚊も子孫を残すのに必死だ(血を吸うのはメスのみ)

ところで 何故蚊に刺されてもわからなのか? その秘密は蚊の針(小顎=こあご)の細さだ 蚊は直径0.015mmと極細だ

一方 皮下注射用直径0.45mm、筋肉注射(新型コロナ)用は0.6㎜、輸血用になると1.25㎜と太い。世界一細いものでも0.18mmと蚊の針より ひとケタ太い。これが皮膚の痛覚神経に触れて痛みを起こす

〈注射嫌いに朗報〉 蚊の吸血メカニズムを研究して痛くない針を開発中 将来針を使わないタイプも出てきそう・・・ 超音速ジェット噴射型気泡の力を活用するタイプ等 大いに期待したい・・・

 コオロギから機内食 最近昆虫食が話題になるがJAL傘下のジィップエアが食用コオロギの粉末を使った機内食を始めたとのこと ハンバーグとバーガー(各1500円) エビ、カニのような風味とのこと 一度賞味したい! 日本のあるベンチャー企業では食用コオロギ1600万匹飼育中とか 数年後はコオロギ食が出回るのが必至 なぜコオロギ? タンパク質が豊富で人工的飼育可能とのこと=安価にできる

 我が家のカタツムリの死 昨秋12月ごろ いただいた野菜の中に小さなカタツムリがいた 捨てないで飼育ケースに入れたまま放置した ネットで調べるとカタツムリは冬場休眠するとある ひと冬放置 今春4/27飼育ケースを覗くと10mm程のカタツムリを発見 てっきり死んだと考えた ケースをゆすると、触角がゆっくりと縮んだ こいつ生きている! 6ヶ月もの間、エサも水分も無いのにどうして生き延びたか?

 わずかな水とサニーレタスの小さな葉っぱを入れたが寄り付かず萎れる ならばとニンジン、キャベツの小片を投げ込むと食物センサー?でニンジンを感知する そしてすぐに食べ始める 食べ終わるとケースの天井隅に移動して動かない(目立たない)・・・きわめて省エネ的で賢い 遊びに来た人が飼育ケースを覗きこんでも何もいないねという

5/20 11mmぐらい あまり大きくならない 7月初め大雨の際 水の上に浮かんでいた 今度こそ死んだかと思ったがケースの雨水を捨てたらまた動き出した  南極に置き去りにされた秋田犬タローとジローを思い出した 生命力の強さ・たくましさを実感 そう 極めて生命力が強い生き物でもある 8月の大雨の時期についに死んだ 次はもう少し飼育環境を良くして再チャレンジしたい 

現在コロナの第7波は関東地方(埼玉も)で減少傾向、全国的には小康状態? コロナ用病棟切迫はないようだが自己責任で防御しかない 外国人観光客に対する規制も大幅に緩和された 第8波がないことを祈りたい 

今回もポンペイ展の写真(最終回)です

男性胸像 前1世紀~後1世紀 ポンペイ竪琴奏者の家 ブロンズ 目=練ガラス どこにでもいそうな外国人そのもの

女性胸像 前1世紀~後1世紀 ポンペイ竪琴奏者の家 ブロンズ 目=練ガラス 髪型が新鮮に映る フレッシュなヤングガール

竪琴を弾くアポロ 前1世紀 ポンペイ竪琴奏者の家 ペリスチュリウム(中庭を囲む列柱廊)出土 ブロンズ ギリシャ的な端正さが際立つ

祭壇 1世紀 ポンペイ竪琴奏者の家ペリスチュリウム(中庭を囲む列柱廊)出土 大理石

ユピテルとユノの聖婚 後50~79年ポンペイ悲劇詩人の家 ペリスチュリウム(中庭を囲む列柱廊) フレスコ画  大邸宅のお飾り まあまあこの絵でも眺めて下され とご主人が自慢げに来客を接待したことだろうね

ブリセイスの引き渡し 後50~79年ポンペイ 悲劇詩人の家 アトリウム(中庭) フレスコ画  説明時 絵の故事来歴をひとくさり・・・

 

 

ヘレネの略奪 後50~79年 ポンペイ悲劇詩人の家 アトリウム フレスコ画

イフィゲネイアの犠牲 後50~79年 ポンペイ悲劇詩人の家 ペリスチュリウム(中庭を囲む列柱廊) フレスコ画

ペプロスを着た女性(踊り子) アウグストゥス時代(前27~後14) エルコラーノ 大ペリスチュリウム(中庭を囲む列柱廊) ブロンズ

 

この彫像はポンペイの西側の近郊都市 エルコラーノから出たもの 大ペリスチュリウムから出土 ここも大邸宅だったはず 更にすごい出土品が見つかるかも 品格を備えた踊り子は現代風に言うと 宝塚歌劇団のトップスターを想像させる

ヒョウを抱くバックス 前17~後14 ソンマ・ヴェスヴィアーナ アウグストゥス荘 大ホール パロス大理石  ヴェスヴィオ山の北側の町ソンマ・ヴェスヴィアーナから出た彫像 これもギリシャ的 この地のものは多くは発掘されていない ポンペイはヴェスヴィオ山の南側なので ヴェスヴィオ山を取り巻くように小都市が点在していたのだ

ポンペイ展 記念写真コーナー 当時の着物は動きやすそう

東博 表慶館(左)と平成館(右)を振り返る 夕方になり植え込みの陰が伸びる

前にも述べたが今回の作品は相当レベルが高く よくぞ来たとの印象が強い コロナ禍ではあるが感謝している  2000年前の作品だが現在と何ら変わるところなく人類の進歩はそれほどでもないという印象 しかしながら今から2000年度の人間はどのような生活をしているのだろうか?知る由もないが・・・・

フレスコ画はギリシャ神話に基づくものが多く、知識不足で説明できないのをお許しを

最近のニュース;ポンペイ遺跡(西暦79年ヴェスヴィオ火山噴火で埋没)で「テルモポリウム=食堂」と呼ばれる大衆食堂のカウンターが発掘された(2020/12/28報道) 現代風に表現するとファーストフード店らしい 人気メニューはマガモや雄鶏料理と考えられる(調理かまどに描かれたフレスコ画)他にも、陶器鍋の中からは、カモの骨の破片や、ブタヤギカタツムリの死骸を発見。スペイン料理のパエリアのように、いくつかの食材が一緒に調理されていたものもあった ギリシャ語で「温かい」を意味する「thermos」と「売る」を意味する「poleo」を語源とするテルモポリウムは、古代ローマ世界で人気が高く、ポンペイだけでも80店ほどあった・・・

ポンペイ考古学公園のマッシモ・オザンナ事務局長は「ポンペイの日常生活が生き生きと分かるだけでなく、一つの場所の全体を発掘したのは今回が初めてであるため、このテルモポリウムによって可能になる分析の可能性は他に例がないほど優れている」と述べた 50歳ぐらいとみられる男性の遺骨なども発掘された

 オザンナ氏は「店は急いで閉鎖され、所有者らが放棄したとみられるが、おそらく最高齢の男性か誰かが中にとどまり、最初の噴火で死亡した可能性もある」と説明している

2016年6/16「ポンペイの壁画展」(六本木 森美術館)でポンペイのフレスコ画にはまる この時はトリクリニウム(邸宅の食堂)に描かれた神話(ディオニュソスとケレス)のことが紹介されたがテルモポリウムは発掘されていない まだまだこれから新発見が楽しみ

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感染症のこと ヨーロッパで14世紀に大流行したあの有名な黒死病(ペスト)の起源がキルギスあたりとの新説が出た キルギス北部の墓碑に1338年頃 疫病で多くの死者が埋葬されたとしるされているのが見つかった 従来は中国など諸説があったようだ   

伝搬経路は ルギス1338年➡ウクライナ・クリミア半島1346年➡ヨーロッパ全般に伝播したと考えられる 

まだまだ残暑厳しいですが頑張りましょう コメントよろしくね!        ではまた



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