大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
誠心誠意、全身全霊をかけてがんばります👊

再度、中津江へ!

2020-07-13 22:49:15 | 日記
令和2年7月13日(月曜日)

今朝の三隈川(午前7時頃)。

小渕橋の直下や大山川と玖珠川の合流地点付近の散歩道路は、砂と石で埋まっています。



大山川、玖珠川ともに、見た目には、水位が下がっているようです。ただ、大部(三芳)と大宮(高瀬)をつなぐ市道小淵大宮線の大宮橋(沈み橋)は、まだ浸かっており、通れません(13日午前7時頃)。

昨日、中津江に住む親戚、中津江出身の友人に状況を確認できました。停電は解消されたものの、テレビを見ることができないようです。これまでの災害でも指摘されたように、情報がないことが一番の不安だと、身近な人から聞き、改めて思い知りました。

そんな話をした後、今日は、中津江村鯛生の状況を見聞きしてまいりました。陥没、土砂崩れに加え、狭隘という道路事情です。極めて厳しく、4輪駆動の軽トラックが欠かせません。ご好意に甘え、同乗させていただきました。




さて、中津江や上津江の状況は、あまり報道されておらず、情報の大半は、現地の方のSNSによる発信で得ることとなります。

先日(6日)、土砂崩れが発生した中津江の老人福祉センター近くでは、地滑りの音がするとの情報が入ったそうです。安全な場所への避難が呼びかけられました。


鯛生金山で、お話を伺うと、坑道は大丈夫だったものの、1階の事務室や売店が浸水被害を受けていました。停電が続き、情報が入らない不安は切実で、市民に安心感を与えるような改善を提案するよう要望をいただきました。


鯛生スポーツセンターも訪ねました。建物自体に被害はありませんでしたが、入口の坂道がかなり傷んでいました。8月には、各種団体のキャンプの予約が多数入っていましたが、その矢先の災害に言葉がありません。


帰りに、上津江の若林農用団地にも足を伸ばしました。法面が大きく崩壊し、たいへん危険な状態でした。お話を聞きながら、農業振興に留まらず、土木、地域振興などいくつもの分野の連携により、今後の方向性を検討してほしいと思いました。


中津江から上津江を回り、多くの土木建設業者の皆さんが懸命の作業を続けてくださっていました。危険な箇所もたくさんある中、心から感謝申し上げます。

そして、今日は、停電が続き、携帯電話の使用もままならず、情報が入らない状態を踏まえ、市が整備した防災ラジオについて、大変厳しい御意見をいくつも耳にしました。