前回に引き続き…
「アレルギー*うぃる*」専用カテゴリーで、
治療の話、経過を綴ります。
※日常ブログの中で、簡単に記してしまっている為、
重複している内容も有りますが、そこは、お許しください。
* * *
マラセブシャンプーで病変部位の、
毎日のお洗濯は続きます。
この経過は「良くもなく悪くもなく」といった所。
治癒力と、シャンプーでの定期的洗浄によって、
病変は良い方へ向かうのですが、
今までの病変部位が治まってくると、
今度は、別の個所に出来始める…といった具合です。
* * *
異変を感じてから3週間程経過した頃、
目の周りの皮膚(角質)が毛と共にごそっと剥がれました。
S先生のお話では、過去に炎症が起きた事で、
新陳代謝が盛んになり、
角質がまとまって剥がれた…との事。
確かに、この段階で目の周りの炎症は、
随分と治まってきていました。
* * *
そんな一進一退の状況から、
次の段階へ。
「抗生物質」を使用するにあたり、
どの抗生物質に耐性をもっているか…
調べてから…の投薬となりました。
※人間社会も動物社会も、抗生物質の正しくない乱用により、
2つ以上の抗生物質に耐性を持った、
「多剤耐性菌」がはびこっているのだとか。
調べた結果、現在 うぃる に悪さをしている菌は、
「多剤耐性菌」であることが解りました。
うぃる自身が持っていたものなのか、
何処かで感染したものなのか…は不明。
どちらにせよ、何か他の「要因」があり、
その「要因」により、免疫機能の低下が起き、
バランスが崩れ急激な増殖に至ったようです。
耐性のない、この菌に効く「抗生物質」を投薬。
注射で、2週間の効果があるもの。
経過を見ながら、最長で2回(4週)使う計画とのこと。
* * *
投薬1週間目の経過観察。
「効く」と調べて投薬している分だけ、
やはり効果は有る様です。
そして、この時「上皮向性リンパ腫」の可能性のお話を聞きました。
痒みがともなっていないこと。
※通常アレルギーであれば、痒みを伴う事がほとんどであるそう。
粘膜境界部の炎症の兆しが気になること。
症例がとても似ていること。
上でも記しましたが、「異常な菌の増殖」の原因は、
なんらかの「要因」により引き起こされること。
疑われる幾つかの「要因」の一つとして、
名前の上がったのが「上皮向性リンパ腫」でした。
S先生の段取りは、4週(計2回)の投薬を終え経過を見てから、
それでも思わしくない場合に、病変部位皮膚切除を行い、
病理検査へ出す…というものでした。
※今思えば、酷似する症例は勿論なのですが、
確実に診断する為には、
「皮膚を切除し病理検査を行わなければならない」
という事を嫌がる飼い主様も多いことから、
伏線として、早め段階で話されたのだと思います。
最悪は「怖い病」が控えているにもかかわらず
現段階で検査を急がないには理由が有り、
抗生物質 投与開始3週目あたり から、
激的に効いてくる場合が多い為だそうです。
* * *
投薬の成果も表れてきている事から、
何処か、楽観的にとらえていたものの…
「上皮向性リンパ腫」を調べれば調べる程、
酷似する症例、症状に青くなり…。
S先生の段取りを、繰り上げて頂くことにしたのでした。
長くなりますので、続きます!
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