うぃるの皮膚治療の過程をまとめています!
通常のアホモードとは異なり、重たい内容ですので、
苦手な方はスルーしてくださいm(__)m
うぃるの治療の中で、疑いの1つだった、
「上皮向性リンパ腫」とはどんなものでしょうか。
簡単にまとめたいと思います。
*
「上皮向性リンパ腫」とは。
皮膚に発生する悪性リンパ腫のこと。
リンパ腫は「B細胞型」「T細胞型」があり、
B細胞型は抗ガン剤の反応が比較的良いのですが、
T細胞はより悪性であり、抗ガン剤の反応も悪い。
犬と猫ではまれに見られ、老齢動物では発生率が高い。
*症状*
病変部大きさは直径2、3㎜~数㎝の範囲がほとんど。
発生個所は全身どこにでもみられますが、
粘膜境界部(唇、肛門等)、目の周り、
爪と皮膚の境、指間部等に好発するようです。
(他、うぃるはパット、肘、踵、頬にも病変あり)
紅斑、脱毛、かさぶた、及びかゆみと角質剥離等
…が見られることがある。
皮膚粘膜移行部の色素脱失と潰瘍化、
または潰瘍性胃炎が起こることがある。
通常緩徐に進展し、慢性例では末梢のリンパ節腫大や
全身症状が認めれることがある。
*診断*
組織片(皮膚)で病理検査を行い、診断を受ける。
*治療*
単発性の病変は外科的切除または放射線療法を選択。
多発性では唯一、化学療法の組み合わせ(プレドニゾン、細胞毒性薬物)
による治療がわずかに効果的。
B細胞型では抗ガン剤の使用も効果が認められる場合があり、
T細胞はより悪性であり、抗ガン剤の反応も悪い為、
ステロイド等でのコントロールを行う場合も有る。
*予後*
治療に関わらず、予後は不良である。
多くの動物は診断後1年以内に死亡する。
*
S先生からお話が有った段階で私なりに調べました。
症例は確かに類似するものが多く、
※赤く記した所が うぃる の症状です!
素人の私では判断は難しいものの、
アレルギーを疑い、治療を続ける中で、
この病に辿り着くも、アレルギー治療に重きを置いたことで、
結果、「診断が遅れた」という記述も目にしました。
その様な事柄をふまえ、
「病変部位の皮膚切除」しての病理検査の、
段取りを早めて頂いたのでした。
幸い、うぃるは「上皮向性リンパ腫」ではありませんでした。
それでも、この病で闘っているワン、ニャン、
そして飼い主さまは沢山おられます。
十分な効果を得られる治療法が確立されることを、
願わずにはいられません。
次は、病理検査の後の治療経過をまとめます。
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