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ななみ(血管肉腫)もりし(急性腎不全)うっちー(肺水腫)うぃる(脳腫瘍?)、せがーる・しおり コーギー姉妹の徒然日記。

犬達と北海道2022*最終章~その10「青い池もう一つの顔…?」

2022-11-28 | 犬旅-2022

Mさまと昼間に訪れた際に、

「この日が夜間のライトアップ初日」…と知った、青い池。

 

これまでも、晩秋旅に切り替えてからは、

何度もチャンスは有ったけれど、結局訪れる事はなく月日は流れ。

 

己の病が分かり、次回が必ず在るとは言えない現状。

ならば…行くしかない!

お宿で犬達の食事&歯磨きを終えて、いざ

 

上富良野から美瑛まで。

己の車の明かりが頼りの、真っ暗闇の道程を進む。

夜間は特に…鹿と衝突のリスクもある

※今年は鹿衝突事故が多発しているらしい!※

リスクを考慮し、それでも行くと決めた時から…

もしかしたら、何かに憑かれていたのかも知れない?

 

 

ライトアップは17-21時。

到着は20時ちょい前。

私の車が滑り込むと同時に大きな駐車場から、

観光バスが1台走り出して行った。

ブレてますが、広い駐車場には私の車1台のみ。

青い池の側道(林道)は足元も悪いので、犬達を車内に残し向かう。

 

想像以上に暗い。

ライトアップは池を左から右へ、ゆっくり移動させて照らし、

ライトの青も濃淡を変えるようにプログラミングされている様子。

そして一周すると十数秒、暗闇に落ちる。

側道側にライトが向いている時はまだいいのですが、

ライトの方向が反対側を照らすと足元も見えない闇。

スマホの明かりを頼りに歩く。

 

何かに突き動かされるように…歩く。

 

でも…ふと思う「今、本当の独り」だと。

山の奥、森の中の池の際、林道を独り歩を進めている。

その孤独を自覚したと同時に、

不思議な感覚…に気が付く。

「なんか…独りじゃ…ない?」不思議な感覚。

昼間の、林道に感じた人が溢れる気配…が周りに在る。

独り…なのに…。

 

この辺りから鳥肌が立ってきて、

早々に写真を撮って戻ろうと、カメラを構える。

パシャパシャパシャ… 数枚撮った後、

突然のエラー表示…!

シャッターが下りなくなり、

もう、怖くなって早足で駐車場へ戻り、お宿へ

(犬達は爆睡中でした…

 

 

戻ってすぐカメラを確認…すると、普通に撮れる。

↓ その写真…。(生活感出ていたので、ぼかし加工入れてます

 

後に友人に聞くと、

カメラは気温により誤作動を起こす事は有る…と。

私も確かにその経験は有るのだけれど、この時、現地気温は9度。

正直言って…誤作動が出る温度ではない…えーん!

 

冷静に考えれば、

「立ち枯れた木=死」そして「水辺」「機械の不具合」

これって…。

 

と、ちょっと怖く書いてみましたが私に霊感はゼロ

実際は大きな自然の中に独り、身を置いたことで、

より際立った孤独と共に、

畏怖の念を抱いたのかな…と感じています。

 

貴重な体験。

「命は孤独」であり「生きる本質を見出すのは自分自身」

そして「生かされている意味」を知るということ。

…を改めて提示されたような気がしています。

 

今の私には、必要な問いかけの様にも思えたのです

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