以前ここで書いた「こんな夜更けにバナナかよ」の中で出会い、読んでみたいと思った本です。
「あなたは私の手になれますか~心地よいケアを受けるために」
(小山内美智子著 中央法規)
著者は脳性マヒで、日々介助を必要としている女性である。
その彼女が、実際にボランティアやケースワーカー、施設職員や看護師に受けたケア(彼女は介助と言わず「ケア」と表現しています)から何を感じ、何を求めているのかを訴えています。
と、書けば簡単ですが、読むごとに考えさせられる本です。
ケアをするときには何を第一に考えるのか。
本当に必要な心構えは何なのか。
そもそもケアを必要としている人をどういう目で見ているのか。
実際に肢体不自由養護学校で働いている我が身には、身につまされるものあり、耳の痛い話ありで、考える事がたくさんありました。
そして、とても有意義でした。
ケアとは一方的にするものではなく互いにしあうものだとも感じたし、大事なのはケアを受ける人の感覚だと言う当たり前の事にも気付かされた。
そしてまた行政や制度の限界と矛盾を感じてしまうのでした。
障害者や高齢者の介助を仕事としている人にはぜひ読んでほしい。
そういった資格を目指している人にも読んでもらいたい。
他人と関わる事に興味がある人にもお勧めしたい。
人が人と関わるとき、そこには何かしらのケアがあるのだから・・・
「あなたは私の手になれますか~心地よいケアを受けるために」
(小山内美智子著 中央法規)
著者は脳性マヒで、日々介助を必要としている女性である。
その彼女が、実際にボランティアやケースワーカー、施設職員や看護師に受けたケア(彼女は介助と言わず「ケア」と表現しています)から何を感じ、何を求めているのかを訴えています。
と、書けば簡単ですが、読むごとに考えさせられる本です。
ケアをするときには何を第一に考えるのか。
本当に必要な心構えは何なのか。
そもそもケアを必要としている人をどういう目で見ているのか。
実際に肢体不自由養護学校で働いている我が身には、身につまされるものあり、耳の痛い話ありで、考える事がたくさんありました。
そして、とても有意義でした。
ケアとは一方的にするものではなく互いにしあうものだとも感じたし、大事なのはケアを受ける人の感覚だと言う当たり前の事にも気付かされた。
そしてまた行政や制度の限界と矛盾を感じてしまうのでした。
障害者や高齢者の介助を仕事としている人にはぜひ読んでほしい。
そういった資格を目指している人にも読んでもらいたい。
他人と関わる事に興味がある人にもお勧めしたい。
人が人と関わるとき、そこには何かしらのケアがあるのだから・・・