虹の向こうに

4人の子どもの父親をしています。
リバ剣、段位は三段。
なぜか少年野球の監督してます。

人に優しく~信号機編~

2006年11月22日 | ひとりごと
最寄り駅から職場へ向かう道すがらに、とある小学校があります。

この小学校の前には片側1車線のそれほど大きくない道路があり、以前から校門の前に横断歩道があります。

その横断歩道に、このほど信号機が設置されることになったようで、せっせと工事が進んでいます。

どうやら、「押しボタン信号」のようです。

確かに車のとおりが少ないから・・・

ん!?車通りが少ないから押しボタン?


ボクだけかもしれませんが、違和感を感じたんです。

この横断歩道は、特に登下校の時間は歩道を車が横切る時間よりも歩道を人(多くは児童)がわたる数の方が明らかに多いんです。

なのに、押しボタン・・・

押しボタン信号は、あると便利でありながら、利用頻度はそれほど高くない横断歩道が、交通の妨げになって渋滞やいらん事故を起こさないように、基本車を流し、必要なときのみ人が渡れるようにしたものだ、と思ってます。

つまり車優先。


この横断歩道の場合は、利用頻度は高く、車通りもそれほど多くないものの、小学校の校門前と言うこともあり、より安全を高めるための信号機のはず。

であるならば、ここには人優先の信号が設置されてしかるべきなのでは?


とはいえ、現状の信号機ではないんですね、これ以外の形が。

そこで提案。

そういう車通りの少ないところには、押しボタンじゃなくて、車の方をセンサーで感知する形の、名付けて「歩行者優先信号」(まんま・・・)なんてのを作ってみてはどうだろう。

基本横断歩道の方を青にしておいて、車がこの信号に従って止まったときだけ歩道を赤にして車を通すシステム。

「感応式」という信号は今でもあるので、設備的には難しくないはず。

ちなみに、感応式は、細い路地から幹線道路に出るところなんかにあって、普段は幹線道路が青のまんまなんだけど、路地から出てくる車をセンサーが感知したときだけ幹線を赤にして流れを止め、路地からの車を安全に誘導するもの。

これを応用すれば、「歩行者優先信号」も決して高いハードルではないはず。


実現すれば、めんどくさがって押しボタンを押さないままわたって事故になるなどがなくなってより安全な街になるのでは?


どうでしょう、国土交通省さん、もしくは各自治体の道路局さん。