虹の向こうに

4人の子どもの父親をしています。
リバ剣、段位は三段。
なぜか少年野球の監督してます。

「違かった」は違った

2009年06月16日 | ひとりごと
「ちがう」という言葉。

さりげなく、実はよく遣う言葉。

なのに、というか、ゆえに、というか、この言葉の遣い方が違う人、けっこう多い。

「違う」は、文法的にはワ行五段活用の動詞。

なので・・・

違わ(ない)・違お(う)
違い(ます)・違っ(た)
違う(。)
違う(とき・こと)
違え(ば)
違え(!<命令>)

と活用します。

それなのに、ちょくちょく・・・

「~と違かった」とか
「~とは違くって」とか言う人がいる。

けっこういる。

なぜか。

誤用の流れとしては、「違い」という連用形を名詞として遣い(これは文法上正しい)、それを形容詞の終止形と誤解し、形容詞として活用したということ。

恐らく、元々<状態>を示す動詞であるために、名詞形が形容詞と誤解されたんでしょう。

でも、これは「<ら>抜き言葉」よりも正すべき誤用ですよ。

特に公の場でポロッと誤用しないよう気をつけて、「違い」のわかる大人になりましょう。