↑サンケイスポーツ様から転載させて戴きました。良い写真です(*^^*)
もはや、消化試合をこなすだけのタイガース。
それでも勝ちたい。
勝ちたいのに、空回る。
藤浪を中継ぎに起用することになった。
この案は、なりとろは2016年から提案してたし、
実際2018年にもブログに書いている。
勿論、阪神ファンはみんなそうした方が良いと思っていた。
コロナ観戦がチーム内に広がり、
皮肉にも藤浪に中継ぎの仕事が舞い込んできた。
ただ、1イニングを全力で抑える。
勝ちゲームで投げるときは、重圧を感じながらも、
抑えきれば勝利をチームメイトと共有できる。
実際、中継ぎに回った藤浪のストレートは威力抜群。
160キロを連発するなど、
その右腕復活への手懸かりが掴めそうな雰囲気だった。
抑えてベンチへ還る藤浪の顔には、
久しぶりに見る笑顔があふれていて。
その姿を見ているファンは、涙が出そうな位嬉しかった。
今、藤浪に必要なのは成功体験を積むこと。
元々、素晴らしい能力の持ち主で、実績もある。
足りないのは、気持ち。
その気持を、中継ぎという違う持ち場で鍛える。
育てることが大事だった。
今日の試合。
6回に登場した藤浪は、
先頭打者にいきなり抜けたストレートを2球投じた。
これで気を遣ったのか、置きに行ったストレートを痛打される。
前回登板に見た直球とは別物。
それでも、悪いときは悪いなりに・・・。
梅野のリードで、何とかかんとか無失点に抑えた。
両手を叩いて喜ぶ藤浪。
ここで、成功体験を方一つ積み上げられた。
ストレートが走っていなくても、何とかなる。
コントロールして打者を打ち取れる。
また一つ、自信を重ねたと思う。
なのに、回跨ぎさせたのはなぜ?
どう見ても、今日の藤浪は今ひとつだった。
なのに、藤浪は続投・・・。
前に、タイガースの元中継ぎ選手が話してるのを聞いたが、
中継ぎは慣れていないとめちゃくちゃしんどい。
回をまたぐというのは、更に神経が削られるし難しさ倍増になる、と。
なのに、
ベンチは藤浪続投。
今日のストレートに一抹の不安を感じていた藤浪は、
先発の時のように変化球に頼りだし、
直球を狙われて痛打を浴びる。
あっという間の3失点。
試合も壊れ、藤浪も申し訳なさそうで泣きそうな顔をしていた。
甘いと思われるかもしてないけれど、
何で、良いところで変えられなかったのか?
成功体験が大切な時期に、又こんな風させてしまうベンチって・・・。
先発で上手く行かず、
中継ぎでも打たれる。
これ以上の試練を与えてどうするの??
矢野監督、福原コーチ、バカなの?
今年の阪神の敗戦は、
半分はエラーがらみの失点と、
後の半分は矢野監督の采配ミス。
とにかく下手くそ。
ぶれまくり。
ぶれないのは、中継ぎ温存のために、
先発投手がいくら打たれても、試合が壊れるまで投げさせること。
で、結局、温存するつもりの投手まで使う羽目になるという。
データを取り入れた采配をしているようにも見えないし、
本当に思いつきだけで采配をしてるようにしか見えない。
で、最初に決めたことは状況が変わっても絶対に変えない。
無理やわ。
選手がよっぽど勝手に頑張らないと、
采配で勝てる試合なんてほとんどないんやから。
矢野監督に采配させない試合展開やないと、
最後はいつの間にか負けてる・・・と言うことにしかならん。
矢野監督は監督としてキャリアも浅いし、
上手く出来ないのは仕方が無い。
仕方ないけど、もうちょっと出来るやろ!?
満塁のチャンス3回。
3回とも、何にもせず、ただ打たすだけ。
選手を信じて動かないのは楽だもんね。
打てない選手が悪いねんもんな。
駄目だ、こりゃ。
昼は暑いよな。
今年、取った甲子園のチケット。
台風19号が近付いている。
昨年の21号の怖さを思い出すと、直撃だけはゴメンだと思っていたけれど、少し東に逸れそうだ。
しかし、関東の方たちは気を付けてほしい。
気を付けると言っても、命を守ることを優先に逃げるしかできないのだが。。。
矢野監督と阪神は、もう逃げ場所が無くなった。
アドバンテージも入れて、3連敗。
正直、仕方ないと思う気持ちもある。
何故かと言うと、矢野さん自身に負ける要素を含む采配が、多々あるから。
どうも矢野さんは、来年の事に重きを置いて試合を組み立てている気がする。
ファイナルステージに入ってから、それが浮き彫りになった。
初戦の先発の望月。
相手が山口だから打てないので、誰が投げても勝ち目は薄いから登用した、という見方はある。
でも、岩貞がいたのだから、彼が先発するのが普通。
打線もそう。
落ち目の大山とマルテを使ったり、確変中の北條を下げて木浪を使うとか。
矢野監督、勝ちだけにこだわってはいない。
若い選手に、この貴重な体験をたくさんさせて、来季への財産にしてもらおうと目論んでいるのでは?
勝つためだけに戦うのならば、説明の出来ない起用があちらこちらにある。
西が投げられそうにない、中継ぎは疲弊している。
どう考えても、読売と6試合を戦うには無理がある。
ならば、若い未知の力に賭ける。
上手く嵌まれば勢いにもなるし、もしダメでも前述のように得難い経験値になる。
結果、望月は打たれ、大山木浪は凡打を繰り返した。
疲弊している中継ぎ陣営も精彩を欠いている。
4戦目で終わる可能性も大だ。
それでも、もしもこのあとひとつでも勝てれば。
ふたつ勝てば。
万が一にも、逆王手を懸けられたら。
矢野さんが言う、成長途上のチームとしては凄まじいクリティカルヒットとなる。
足りなかった力、悔しさ。
満足できないクライマックスシリーズの成績、結果。
秋季、そして来年春のキャンプに臨む心構えは全然変わってくるはずだ。これで変わらなければ、阪神に未来はない。
選手を信用しすぎて落とした試合か山ほどある。
そういう期待と気持ちに応えられない選手たち。
監督の意志だけが先走って見えた今シーズン。
最後の最後になって、選手たちがそこに気づき始めた気配がある。
そんなクライマックスシリーズ。
このシリーズを不要だと言い続けたなりとろだが、今年、少しだけその存在理由を認めても良いかと思い始めている。