ひどい競馬を見せられた。
デムーロの最近の不調はわかっていた。
それでも、力のある馬に乗れば大丈夫では無いかと、
心の中で希望は持っていた。
その思いは裏切られた。
最後方でぽつん。
笑った。
目の前で行われてる競馬が、信じられなかった。
そりゃ、淀競馬場の観客もどよめくわ。
そのまま、離れた最後方のまま向こう正面の登り。
やっとデムーロの手が動く。
残り800m地点。ロングスパート。
ロングスパートと言えば聞こえは良いが、
無謀で強引すぎる仕掛けだわ。
高速馬場で前が止まらない傾向はこの日も続いていたし、
3,200mで3角から捲って勝てるのは、
ゴールドシップくらい。
そのゴールドシップでさえ、
今日のようなパンパンの良馬場だと、捲りきれるとは思えない。
それを、デムーロはエタリオウに強いた。
エタリオウは難しい馬で、馬群が前にいると進んでいかない。
それはわかる。
内枠を引いたので、外に出すのが難しかったのもわかる。
だからと言って、最後方ポツンはどうよ。
そんな乗り方しか思いつかなかったのなら、
もう騎手なんて辞めちまえ。
2番人気の実力馬に乗っていてあの競馬?
素人でも勝てないことくらいわかるわ。
今日の競馬はノーカウント。
勝ち馬は知らんが、エタリオウにすれば負けて当然のレースだった。
パフォーマプロミスはエタリオウとの叩き合いを制しての3着。
6馬身も離されたが、この馬の力は存分に出せたと思う。
こちらは一応、納得いく結果。
北村友一の評価が少し上がった。
ヴォージュは宣言通りに逃げたが、かわいそうに故障発生。
スローペースに落としていたので、故障がなければ上位に来れていたかも。
命を落とすことがなかった事だけがせめてもの救い。
昨年のレインボーラインのことも有るし、
全馬、本当に無事に走りきって欲しい。
失意のなりとろは帰宅後に香港のG1を観戦。
ウインブライトがやってくれました!!
クイーンエリザベス2世C(G1)を優勝しました!!
年明けから連勝していましたが、
本当に本格化していたんですね!!
父ステイゴールドと同じく、初G1制覇が香港。
血、なんですねぇ・・・・。
おめでとう、ウインブライト!!