昨日、何回も何回もオルフェーヴルが惨敗するVTR を観た。
自分なりに、何か原因を見つけられないかと思って。
見つかる訳無いな。
昨日書いた通り。
展開が一番の原因だと思う。
伸び切れなかった原因は、いまだに不透明だけど。
何回も何回も馬群でもがいているオルフェーヴルを見るうち、
だんだん欝な気分になってきた。
この一度の敗戦を理由に、調教師は凱旋門賞参戦は白紙に戻すと言うし、
それどころかこの先全部が白紙だと言う。
ファンとしては、心配で心配で仕方がない。
今日現在、耳に入って来る情報では故障は見つからない様子。
だからむしろ何故凡走してしまったのかは解らない。
調教師曰く、『2、3日様子を見てみないと・・・』。
そりゃそうかもね。
これだけの馬だもん、簡単には扱えないよね。
そんな中、ビートブラックが凱旋門賞の登録を表明した。
天皇賞制覇の勢いをそのままに、チャレンジすると言う。
皮肉なもんですね。
ずっとG1を勝ち進んできたオルフェーヴルが白紙になり、
初めてG1・・・て言うか重賞を勝ったビートブラックが参戦する。
これも競馬なんだろうけど・・・・。
嫌なコト思い出した。
ディクタス系の馬たちって、
スランプに入ると抜け出すのに、結構時間が掛かるんだよね。
オルフェーヴルの場合はまだスランプなのかどうなのかも解りませんがね、
どうもネガティブな発想に終始してしまうんだよなぁ。。。
ダメなんだけど。
そう言えばさ、三冠に挑戦する時に、
池江調教師さんだったか、誰だったかが言ってたけど、
いつもと違う事をやると馬が察知してピリピリしてしまう・・・・なんて事。
もしそれが今回に当てはまるなら、
やっぱり厩舎側のオルフェーヴルに対する接し方、
もちろん調教も含めてだけど、
いつもと違う状況に敏感に反応してしまったのかも知れないね。
いつもはそばにいない池添騎手もつきっきりだし、
いつもと違うコースで稽古はするし、
レースに跨る池添騎手はどこか悲壮感さえ漂っていたし。
パドックで見たオルフェーヴル。
2人引きなんだけど、
ずっと内側で曳いてる厩務員さん(?)に甘えるように鼻先をすり寄せていた。
それが何故か印象に残ったけど・・・。
オルフェーヴルほどの馬であっても、
今回はいつもと違う事を理解して不安だったのかもしれないな。。。。
そんな事を、昨晩から今まで考えていた。
阪神大賞典での逃避。
なりとろは面白がってしまったけど、
あれって本当に大変な事だったんだなと、いまさらながらに思う。
あの事が、オルフェーヴルの行く末をこれ程までに狂わせてしまうとは・・・。
なりとろは思う。
やっぱりオルフェーヴルの敗因は馬場や芝の背丈なんかじゃない。
普通じゃ無かったこの中間の調整が、
一番大きな原因だったんではないかと。
もしも、身体に異常が認められないのなら、
なりとろ的には凱旋門賞へ参戦して欲しい。
もちろん、もう一度立て直す必要はあるけれど、
幸いにも時間はまだ十分ある。
どの道、調教を坂路でしかできない子なら、
直前輸送でアタックするしかないんだから、
日本で仕上げて行くしかないだろうし。
ん?
ダートがアカンかったのか?
芝なら大丈夫なのか??
それなら、出来るだけ早く渡仏してもらいたい。
向こうでの生活に適応できるかどうかを見るためにも。
なんにも解らん、ただの素人ファンが無責任に書いてるだけなんだけど、
本当にオルフェーヴルには凱旋門賞に行って欲しいんです。
そして勝って帰って来て欲しい。
もう、本心はそれだけなんですよ。
日本のG1はもういいんです。
凱旋門賞。
なんとか、ぜひ、何とか・・・・!