中京競馬場が新装オープンします。
スタンドは新しくなり、
馬場も、直線が長くなったうえ、坂も作られたそう。
平たんコースを得意とするディクタス系にとって、
決して手放しで歓迎できる材料ではないが、
実力をフルに発揮できる広いコースになるのはいい事ではある。
それでもこれまでの中京競馬場独特のレース展開や、
小回り特有の極端な脚質による決着などが失われるのは残念。
狭いコースには狭いなりの、直線が短いコースなら短いなりの面白さもあるはず。
どこの競馬場も同じようなコース形態では、
結局面白みに欠ける、個性の無いレースになってしまう気がする。
多種多様なコースレイアウトがあるから面白いのではないか?
それだからこそ、力の無い馬が有力馬に下剋上をつきつけられるのではないか?
中山のようなコースはなりとろ的には欠陥だとは思うが、
それでも府中で勝てない馬でもここなら・・・と期待できる楽しみがあるのはいいと思うし。
『ミニ府中』と言われる事にならなければいいけど。。。
そんな心とは裏腹に、期待する側面も有ります。
だって、まだ競馬も始まって無いうちから悲観することも無いもんね。
どんな風なレースが展開されて行くのか。
結果を見て、また感想を書きたいと思います。
今週は弥生賞。
トップロードが勝って、もう13年。
懐かしいな・・・。
そんな弥生賞にステイゴールド産駒が名乗りを上げます。
フェノ―メノ。
ポルトガル語で『怪物、超常現象』を意味する。
これまで3戦のレースを見たが、
これがなかなかのレースセンスの持ち主。
無理なく先手を取れるし、ステイゴールド産駒らしくバテずにしぶとく伸びる。
唯一負けた中山戦は差し競馬になったが、
直線の坂を登り切ってからビュン!といい脚を使っている。
今回の強敵は、ラジオNIKKEIを勝ったアダムスピーク。
ディープインパクト産駒の大物だ。
ゴールドシップにも先着している。
でも、ラジオNIKKEIを勝った時は完全に恵まれたし、
全てが上手く行ったように思える。
今回もあれほど上手く行くのだろうか?
それなら、フェノ―メノでも十分に勝機はあるのでは・・・?
共同通信杯で始まったディープキラー・ステイゴールド産駒、
このレースも大物をやっつけてくれないものか。
フェノーメノがアダムスピークを破るような事があれば、
ディープインパクトの天敵として、
ステイゴールドが立ち塞がる・・・そんな世代になるかもしれない。
楽しみ(^^♪