ブログ更新が朝になりました。
昨夜はリアルタイムで見てなかったので、
夜を一つ越してからの感想日記です。
勝ちましたね、オルフェーヴル!
戦前の予想は、オルフェーヴル勝利というものが多かったのですが、
やはり初のロンシャン競馬場、
そして想像される超スローペースというものが気にはなっていました。
そんな中でどんなレースになるのか。
ホントにワクワクしながらDVD観戦スタート!
僚馬であり、今回の帯同馬でもあるアベンティーノの後ろから落ちついて本馬場入り。
レース前の気配は問題なく、スタートゲートに入りました。
一拍置いた形でスタートしたオルフェーヴル。
さすがに超スローが予想されるレースでハナに行くのは厳しい。
なのでとにかく前にい馬を置くため後ろから。
スタート直後・・・・いや、半マイルくらいまではイヤイヤしてましたね(苦笑)
オルフェーヴルらしくて安心しました。
でも逆に折り合いつくのかが心配でも有り。。。
池江調教師のレース後のコメントにもありますが、
ペースメーカーのアヴェンティーノにはあまり行かせなかったとの事。
一列での隊列にすると、前に馬を置くのが難しくなるので、
あえて2列になるようにペースを作ってしまおうと言う事でした。
その作戦がズバリはまり、オルフェーヴルは最後方ながら、
前に馬を置く事に成功。
中間地点では早くも折り合えてました。
スミヨン、さすがの手綱さばき。
ちゃんとオルフェーヴルを抑えきりました。
・・・・まぁ、阪神大賞典の時は前で競馬するというコンセプトだったので、
池添騎手が抑えきれなかったのではないから、
比べるのは違うとは思うんですが・・・。
いや、それでもやはり世界のトップジョッキーは違う。
安心度が違うんですよね。
さて、オルフェーヴル。
道中は最後方で折り合い、直線を待ちます。
先頭のアヴェンティーノとは10馬身弱の差。
ライヴァルと目されたミアンドルを前に見る格好。
徐々にペースが上がる中、
初の芝に戸惑う事なく集団について行くオルフェーヴル。
手ごたえは、全馬持ったまま最後の直線へ。
インを突いたスミヨンの手が激しく動く。
瞬時に先頭に並びかけるが、ここからが思ったように伸びない。
いつもならここで一気の加速を見せ、相手を置き去りにするのに。
そこからスミヨンの見せムチ、そして鞭が豪快に振るわれる。
それに反応して、1馬身ほど前に出る。
なおもスミヨンは気合を入れ続けるが、2番手との差は開かず、そのままゴール。
ゴール前では流していたけど、最後は2着馬と同じ脚色になってました。
勝った!
勝ったけど・・・もっと楽に突き放すと思い込んでたので、
なんかこう、胸にもやもやが・・・。
でもまぁ、スローになると着差がつかないのが普通だし、
相手もトップホースとは言えなくともフランスのG13勝馬。
そんな簡単に行かないと言うことか。
思い描いていたような楽勝ではなかったけど、完勝。
今日の相手には、100回やっても負けないでしょうね。
池江調教師はレース前から言ってました。
『今回は80%。トライアルの仕上げをする』と。
さすがに80%で圧勝できるほど、
海外の強豪馬は甘くはなかったと言う事でしょうか。
日本ならばそれで圧勝だったでしょうけど。
映像で見るオルフェーヴル。
レース前、レース後に、映像で見たイメージですが・・・。
なんて言うか、菊花賞時の威圧感が感じられませんでした。
あの頃は、もっとこう、身体に身が入っていて、
筋肉の鎧を着た感じに見えました。
やはりその辺が、今回は完調手前だと言う事なんでしょうか。
フランス仕様の身体を作ってるのでしょうか?
その辺はわからないんですが。
とにもかくにも、第1関門クリア―!ってとこですね。
もちろん本番は先。
その本番、凱旋門賞では今回ほどのスローはあり得ませんし、
逆に頭数が増える分、展開にもっと注文がついてしまうでしょう。
それでもそこはスミヨンを配したのですから、信じるしかないでしょう。
後ろから行ったのでは届かない。
阪神大賞典前に池江調教師が言ってた事が、
今回はっきりとその意味が解りました。
ロンシャンはタフなコースです。
オルフェーヴルをしても、克服して、勝ち切るのが大変な事も解りました。
それでも信じてる。
オルフェーヴルの能力と、金色の雷神の勝利を。
あと2週間。
もう、もう待ち切れません。。。。