回顧が遅くなってしまった、日曜日のキーンランドカップ。
応援馬のトゥラヴェスーラは6着。
スプリント戦で出遅れてしまっては仕方ない。
しかし、そのレースぶりにはそれなりに満足している。
出遅れたことにより、後方からのレースを強いられた。
しかも、ペースが緩い。
これで後ろにいては、さすがに勝ち目はない。
3コーナー手前から外を回ってジワジワ進出。
4コーナーでは大外をギューーーンとひと捲り!!
一気に先頭集団に並び掛ける!!
正直、心が躍った!!
結果的には早仕掛けで足を無くしてしまったが、
十分に見せ場は作れた良いレース内容だった。
こういうレースをしてくれたら、次走への楽しみも増えるというものだ。
福永はダービーを勝って変わったのだろうか。
彼のレース後のコメントでは、
・出遅れたのがすべてだった。
・ペースが遅いのに誰も行かないので早めに仕掛けた
と言うことだった。
今までの福永のパターンは、
じっくり足を溜めて着を拾うと言うイメージだった。
それが、この日は勝ちに行ったと言う。
外を回すのはロスが大きいが、
それでも勝つために動いた事は評価したい。
今まで、レインボーラインやトリコロールブルーではそんな事しなかった。
してくれなかった。
それが、早めに仕掛けてくれた。
ステイゴールド・ドリームジャーニー・オルフェーヴル産駒は、
どうしてもエンジンが掛かるのに時間が掛かるし、
カミソリと言うよりは、ナタの切れ味が魅力なのだ。
だから、早仕掛けは間違いではない。
今回たまたまなのか、
それとも、ダービーを勝って変わったのか。
いずれにせよ、外国人騎手は八百長をしているので、
日本人騎手には頑張ってもらいたい。
福永はなりとろが嫌いな騎手の代表だったが、
ダービージョッキーとなって、チキンとおさらばしたのであれば応援したい。
馬の力を信じて勝ちに行く競馬。
負けても納得できるレース。
なりとろが望んでいる騎手は、そういう騎手だ。