別に他の馬が止まったわけじゃない。
レースの上がり3Fのラップはすべて11秒台だった。
それを矢のような伸びで差し切ったのだから素晴らしい。
デビュー戦もそうだったけど、
この子は勝つ時には一頭だけ別の競馬をする。
解りやすく言えば、展開などを超越した内容を見せると言う事。
普通の競馬は、スローなら上がりの競馬(末脚自慢なレース)になるとか、
ハイペースならスタミナ勝負になるとか、
そういう規格の中でレースが展開してゆく。
でも稀に、そういうのを無視したレース内容をするお馬が出てくるのです。
それが他でもないこの子、ベッラレイア。
確かに他のお馬とのレベルに差がありすぎるときにも見られる現象ですが、
そういうお馬は必ずGⅠでも好勝負しています。
父親・ナリタトップロードにそういう現象はあまり見られませんでしたが、
祖父のサッカーボーイにはよくありました。
一瞬で周りのお馬たちを止めてしまう末脚。
レイアはこの脚を受け継いでいるのです。
そう考えただけでもワクワクしてしまいます・・・!
隔世遺伝が如実に出てくるディクタス系。
トップロードの子はもしかしてマイラー?とか思っていましたが、
今のところマイラーではないにしても、
祖父の末脚を引き継ぐところはやはり隔世遺伝が来ているのかな・・・と思います。
桜花賞はほとんど絶望的ですが、
無事ならオークスには必ず出走できると思います。
もうトライアルを除外の心配もありませんしね。
しかし秋山騎手、大胆な競馬をしました。
少し遅らせて(そう見えた)のスタートから最後方追走。
4角でもまだ最後方・・・!?
中京は直線が短いので有名です。
しかも大外に出してかなりロスをしています。
中京は最内から離れてはダメだと言うくらいコーナーがきついのに・・・。
しかし、それもこれも自信があったから出来たことなのでしょう。
無理をせずスムーズに走らせるために後ろから追走し、
不利など受けないために大外をぶん回す。
よほどの馬でないと、とてもじゃないけど出来ない戦法です。
確実に勝つために取った作戦でしょう。
しかし上のクラスではこのようなレースは必ずしも成功しないと思います。
いくらレイアだって、一流馬が相手になるとそこまでロスしていては勝てないでしょう。
秋山騎手もその辺はわかってくれているとは思いますけどね。
ああ、何か支離滅裂でまとまりのない文になってきたな(いつもか?)。
つまりそれだけ興奮していると言う事です・・・!
除外されたフラワーC・・・・見ましたが・・・・。
出してあげたかったな・・・・。
トップロード産駒・初重賞制覇なってたよなぁ・・・・。
ふぅ。