ドラマ 「あした、ママがいない」。
とうとう自傷行為をする、養護施設育ちの子が出たそうだ。
他にも、このドラマが原因でいじめられたりしたとか、からかわれたとか。
赤ちゃんポストの関係者が危惧していたことが、本当に起きたわけだ。
起きたわけだが・・・。
これって、逆の人災じゃないの?
前にも書いたけど、あんまり騒ぎが大きくなると、
誰も得しない結果になるんじゃないの?ってこと。
抗議をして騒いだ事でマスコミが取り上げることとなり、
逆にこの話が世間に広がったという事実。
「このドラマのせいで子供がいじめられたら・・・」
「自傷行為に走る子供が出るかもしれない・・・」
そういう談話が大々的に公表されて、まさにその通りになった。
まるで、子供たちに『あなたたちはこうなるんだよ』と暗示したようにさえ見える。
抗議した事がマスコミに取り上げられなければ、
視聴率13%くらいしかないドラマの影響など、たかが知れているのに。
本当に子供たちを傷つけたのは、一体誰なんだろうか。
ドラマの内容から見て、子供たちがいじめられる要素などほとんどない。
逆境に耐え、それでも強く生き抜く素晴らしさを表現したドラマ。
過敏に反応し過ぎた結果が、子供たちをさらに苦しめる結果になったように思える。
なりとろは、このドラマを見続けるつもりだ。
ケネディ大使がtwitterで発言した。
和歌山の太地のイルカ漁は残酷だ・・・と言うつぶやき。
絶望した。
イルカ漁は残酷?
当たり前だ。
動物を殺して、それを人間が食らうのは間違いなく残酷な事だ。
でも考えてみろ。
イルカ漁を映像化して、
イルカが殺されるところを撮影した映画が世界的に評価されたが、
これはイルカだけの事なのか?
ニワトリ、牛、ヒツジ、馬、豚。
例えば世界で普通に食べられている家畜。
この動物たちなら殺して食べてもいいのか?
だったら作ればいい。
牛を商品にするときに殺す映像を映画化すればいい。
ニワトリをつぶす時に首を繰る映像を映画化すればいい。
豚も、ヒツジもイノシシも、アザラシも。
イルカがかわいそうで、その他の動物がそうでないと言うのは、
そもそも、考え方としておかしいでしょ?
人種差別とか、そういうものに通じる事だとなりとろは思う。
他人の国の文化なんて理解できないだろう。
それは仕方なくても、
わざわざメディアを通じて発言するのは頭がおかしいとしか思えない。
頭がおかしくないとしたら、
批判をしたら誰かが得をする構図があるのかも・・・と疑いたくなる。
シーシェパードのやっている事と、
伝統のイルカ漁を守る事。
どこからどう見ても、悪なのは前者だ。