猫面冠者Ⅱ

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大場をアシスト?していた桧山の一発=東洋大学野球部の歴史ーエピソード①

2008-02-04 23:20:00 | インポート
今日のスポーツニュースを見ていたら、ホークスに入団した大場投手のキャンプ初の休日の模様が取り上げれていた。宮崎地鶏の炭火焼に挑戦?したとの由。味付けに失敗して塩味を効かせ過ぎてしまったようなのだが、本人の談は「味が濃くておいしかったです」とピッチング同様強気のコメント。昨年春のリーグ戦で、それまで亜大・小池投手の持っていたシーズン奪三振記録111を上回る115の新記録を打ち立てた大場投手。この強気のままでシーズンに突入していってほしいものだ。

小池投手が111個の奪三振を記録したのは、平成二年(1990)のことだが、そのシーズンの対東洋一回戦を伝える毎日新聞にこんな記事が。
毎日新聞平成2年5月2日付朝刊
―東都奪三振男は降板―
東都の奪三振男、亜大・小池は五回途中、無念?の降板。今季通算の奪三振数は、わずか4個上積みの「59」個にとどまった。
四回まで3人ずつに片付ける上々のスタートだったが五回、先頭・桧山に1-0からの2球目を右翼席に運ばれ、さらに動揺したのか、続く丸塚にも中前に痛打された。ここで内田監督がアドバイスしようとタイムをとって、マウンドに歩み寄ったまではよかったが、どうしたのか、前後してブルペン捕手の森田一までが不用意にマウンドに駆け寄ってしまった。
東洋大・高橋監督の「2度のアドバイスにあたる」とのアピールで審判団が協議。結局「1イニングに同一投手のもとへ2度行けば、その投手は自動的に試合から退かなければならない」とする野球規則に基づき、小池は降板を余儀なくされてしまった。


予定外の降板のためか小池投手は翌日の二回戦にも先発で登板、完投して12個の三振を奪い、翌三回戦でもリリーフで登板、3三振を奪っている。あくまで“たら・れば”話であるが桧山に一発喰らわなければ記録も多少違っていたかもしれない。

*但し、小池投手はこのシーズン延長戦での完投が三試合もある。日大一回戦12回、三回戦10回、専大三回戦14回。延長で1試合分の回数を投げているので、最終的な収支はとんとんだったとも言えるかもしれない。




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