Les Quatre Boutique Blog 03

QUATRE ILLUSTRATION [Kazushi Ryoguchi] Blog

MIKADO

2009-05-14 16:56:57 | Quatre Music

仕事をしている時はもちろん、睡眠以外のすべての時間、音楽を聴いている私のiPodの収録曲は、現在まだ6300曲余り。時間のある時に少しずつCDライブラリーからお気に入りのアルバムを取り出しては、お気に入りの曲だけをセレクトしてiTunesに読み込んでいますが、おそらくまだウチのCD&レコード棚の1/30くらいのディスクしか読み込めてない状態です。
中学1年生の頃から本格的に音楽を聴きあさり出した「NO MUSIC NO LIFE」の典型的な申し子である私。ご存知のようにこれまで聴いてきたジャンルは相当幅広く、そして深く多岐に渡っているので、その年代によっていろいろなアーティストとの出会いがあり、洋邦新旧問わず、そのお気に入りはこれまた膨大な数。
本日も大貫妙子さんの80年代の作品からスタートして、iTunesに何枚かのCDを読み込みましたが、その流れで20年ぶりぐらいでCD棚からセレクトしたのが、ノン・スタンダード・レーベル(http://ja.wikipedia.org/wiki/ノン・スタンダード)の一連の作品群。YMO散開後の細野さんが80年代半ばに発足したこのレーベルは、結果的には2年半という短い活動期間でしたが、後の日本の音楽シーンの重要人物となる才能豊かなアーティストの宝庫でした。おそらくウチのCD棚には、ノンスタンダード・レーベルからリリースされた主要アーティストの全CDが揃っていますが、大学の頃に好きだったそれらの数々のディスクを久々に聴いてみると、とても懐かしくも新鮮な気持ちになりました。中には今の耳で聴くと少し厳しいものもあったりしますが、後に音楽プロデューサーとして活躍する人達の若かりし頃の初々しい感性と、それをまとめていた細野さんの手腕が光る、80年代の素敵な記憶といえる作品ばかり。あらためて聴きなおしてみると、鈴木惣一郎さんのワールドスタンダードを始め、フランスのユニット「MIKADO」(写真)が実に心地良かったです。MIKADOといえば、たしか「冬のノフラージュ」が当時のCMでも使用されていて、広告のキャッチコピーが「フレンチな愛らしさ」だったのを今でも覚えています。ちょっと懐かしいので、今日はYouTubeのPVを貼っておきます。

MIKADO/Naufrage en hiver(冬のノフラージュ)
http://www.youtube.com/watch?v=DWqUB-IamKc