羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

テレビ東京 朝は楽しく! 生出演して…

2006年03月31日 12時20分37秒 | Weblog
 昨日の番組は、「朝は楽しく! 心とからだにイイ暮らし自分を磨く木曜日」
 健康情報を紹介する木曜日。
 昨日、3月30日は8時から「野口体操」が取り上げられた。

 そこに呼ばれた私は、テレビの生番組初出演だった。
 何もかも初めての体験だったので、準備段階であれこれ考えて、いただいた台本をもとに、話す内容原稿まで前の晩に書いていた。
 ところが、板に乗ってしまえば考る暇はない。
 実際のところ、書いた原稿をそのまま話すことは全然なかった。
 とにかくとんでもない緊張もせず、かといって意識低下や思考停止もなく、やり取りのなかで浮かぶ言葉を、何気なく語りかけていたように思う。
 こういう時の意識状態をあとから、言葉にはしにくいものだという体験をした。

 一方で、話には聞いていたが、製作側スタッフの神経の使い方をみていると大変な仕事だとつくづく感じた。
 実際にスタジオに立って、話の進み具合で伸びたり・縮んだりする時間を、秒・分刻みで調整しながら番組をつくり上げていく。
 まったくもってスリリングな仕事場だった。
 
 私はゲストだったから、それほど神経を使わずに、なんとなく全体の流れに任せて乗っていただけだった。しかし、進行役の辻さんは、毎日、この仕事をこなしておられるわけで、凄い! 
 
 昨日は、全体の流れは女性のアナウンサーの方とリポーターの方で押さえてくださっていたから、そこに戻っていけばいい。そのほかについてはかなり自由度があった。
 辻さんやアニマルさんの言葉やリアクションは、予測できなかったし、台本通りにはいかないのは当然のことなのだということも知った。
 
 実に、57歳になる10日前に、貴重な体験をさせていただいた。
 何事もやってみなければわからない。それは本当だった。
 周到な準備があって、その時・その場での臨機応変な対応が求められる生放送。
何が面白いって、一緒に番組をつくり上げていく人と人との関わりの微妙なやり取りの中で、ちょうどいい間合いを意識的でなく、自然に感じとっていくのは綱渡りだ。

 さて、終わってみてどのような番組としてお茶の間に運ばれたのかは、その場にいた私には判らないという経験も貴重だった。
 これは、あとからビデオで見るしかない。
 でも、正直な気持ち、見たいような見たくないような、ちょっと怖い感じなのよね。
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1 コメント

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Unknown (古々米)
2006-04-03 09:30:39
この日のテレビでの羽鳥先生のレッスン(私はそう感じました)から、改めて学んだことがあります。



番組の中で羽鳥先生が「このへん(寝にょろ=二人でする体操)を手がかりにして、ご自分一人でも出来る体操に繋げていかれると、嬉しいですわね」と言われたとき、私は自分が今課題にしている「開脚前屈」のことを考えました。「寝にょろ=二人でする体操」が「開脚前屈=一人でする体操」に繋がってイメージされたのです。



私の開脚前屈は、今はまだ「出来るようになるように自分の体に働きかけている」段階です。毎日、脚を開くと膝が上がってしまう状態から、あちこち揺すって体をゆるめてゆくのですが、私はどんなふうに、この「一人でする体操」をしているでしょう?



「寝にょろ」について、羽鳥先生は「気持を送るように…ときどき休みをとって…相手の状態を見ながら」と教えられました。私の「開脚前屈」は、どうでしょう?



「気持を送るように→焦ってガタガタと」「ときどき休みをとって→早く出来るようになりたくて、続けざまに」「相手の状態を見ながら→カタイなぁカタイなぁ…ダメねぇと思ってるだけ」



人は自分に甘いと言いますが、違うんじゃないでしょうか。「寝にょろ=二人でする体操」のときは、私だって相手の方の様子を見ながら、そっと優しく揺すってます。その優しさが「一人でする体操」には、全然つながってませんでした。



「このへんを手がかりにして、ご自分が一人でなさってる体操に、繋げて考えていかれると良いですわね」と、テレビを通して羽鳥先生に教えて頂いたような気がしました。







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