脇差 伊予掾宗次
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/dd/34044bdd77be45a0ae3893a1a880a22b.jpg)
脇差 銘 肥前國源宗次
寛永頃の伊予掾宗次(むねつぐ)の作。強みのある板目鍛えの地鉄に激しい沸出来になる脇差。棟寄りに鍛え疵が現われているも、未だ戦国時代の気風を残しており、実用を考えて截断能力に重きをおいたものであろう。互の目で木の刃中は、肌目に沿って渦巻き状に働き、強い焼は鎬筋を超えて湯走りに変化、粒の大きな沸と地景がくっきりと浮かび上がる。淡く匂の広がる刃中には、沸の足が入って出入り激しいが、さらにこれに網目のような沸筋が働く。迫力ある景色となっている。
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脇差 銘 肥前國源宗次
寛永頃の伊予掾宗次(むねつぐ)の作。強みのある板目鍛えの地鉄に激しい沸出来になる脇差。棟寄りに鍛え疵が現われているも、未だ戦国時代の気風を残しており、実用を考えて截断能力に重きをおいたものであろう。互の目で木の刃中は、肌目に沿って渦巻き状に働き、強い焼は鎬筋を超えて湯走りに変化、粒の大きな沸と地景がくっきりと浮かび上がる。淡く匂の広がる刃中には、沸の足が入って出入り激しいが、さらにこれに網目のような沸筋が働く。迫力ある景色となっている。
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