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日本滅亡の日

2009-06-26 21:07:20 | 看護学校のコト
今日は、ありがたいことにいくつかお誘いを頂いており

そのうちのひとつに行く約束をしていたのですが、

先日出された課題の量に、やべ、週末遊んでいるバヤイじゃない

と、急遽、お断りをさせて頂き家に帰ってきました。


でも、それじゃ、あまりにも切ないので、いつものお蕎麦屋さんに

にしん蕎麦を食べに行ってきました。

しかも、今日は暑かったので、「冷たいにしん蕎麦、できませんか?」と

お願いしてみたところ、作っていただきました



美味しい。・・・にしんがね。笑。

悲しいかな、この店、あまり蕎麦は美味しくない

前からうすうす感じていたのだが、冷やを食べて確信に。苦笑。

しかし、にしんが美味しいので許します。



さて、1回目の公衆衛生の授業は心理テストで終わりましたが

最近はいたって真面目な内容です。

統計をもとに人口動態も見ていきます。

習ったことを全部書くと膨大な量になるので要点だけを

うまくまとめるよう努力してみます。


現在の日本の出生率は、人口千人に対し「8.7人」です。

出生率の推移は、戦後の結婚ラッシュによる「第一次ベビーブーム」で

どっか~んときました。団塊の世代の人達ですね。

その後、低下していくわけですが、昭和41年の丙午で激減。

ま、これは一時的なモノですが。その後、復活し「第二次ベビーブーム」が

来るわけですが、第一次程ではなく、そして「第三次ベビーブーム」は

訪れなかったわけです。


再生産率ってのがあります。

その中の、粗再生産率、これは一人の女性が一生のうちに

子供を産む数ですね。現在の日本は「1.3人」です。

そして、純再生産率ってのが、あります。

この「1.3人」の中から、「女児で15歳以上まで育つ数」です。

早い話が、子供を生むことが出来るようになるまで育つことが

出来る子供の数です。

これが、「1」だと人口は安定です。

例えば100人の女性が100人の子供を生むって事になるので、人口は安定。

「1以上」だと人口は増加します。

「1以下」だと人口は減少します。


現在の日本の数字は・・・・「0.66」です。


100人の女性がいても、生まれてくる子は、66人。

その次の世代では「44人」しか生まれて来ない事になるんです。

たった2世代で、半分以下になるんです。



現在の日本の死亡率は人口千人に対して「8.7人」です。

この数字、どこかで見覚えが・・・。

そうです。出生率と同じなんです。


日本は、今、出生率と死亡率がちょうど一緒なんです。

戦後、増加を続けた人口が、増えもせず減りもしていないのですが、

統計上、今後、人口が減る一方なのは一目瞭然。


人類文明上、一度、減り始めた人口が再び増えたという

文明はないそうです。そう、滅びるんです。

出生率と死亡率が、逆転したときが

日本滅亡のカウントダウンなのです。


別に予言でもなんでもなく、これが統計学だそうです。


それを回避する為に、今、少子化対策がやっきになって

行われているわけです。


いつかは、人類が滅亡したり、地球がなくなったりする日が

くるんだろうけど、こうやって具体的な数字で表されると

ちょっぴり怖いですよね。



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