Naoの誰でもわかる!英語の話

英語を勉強している人へ、面白い、ためになる話し、知識・情報などを、誰もがわかるように書いていきます。

「使える英語表現」(No. 11)

2006-11-23 | Weblog
表現11)through the grapevine(うわさで)

Jim: Congratulations on your promotion to District Manager.
Tom: Thanks, but how did you know? It will not be announced until next
Monday.
Jim: Well, I heard it through the grapevine.
Tom: I wonder who the source is?

 皆さん、ほんとにホントにお久しぶりです。お元気ですか?またまたいろいあって長い間書いていませんでしたが、これからは気を入れて皆さんと共に英語のこと、また、それに関すること等を考えていきたいと思います。よろしく!です。
 では、久しぶりの今回は、好評の(?)「使える英語表現」です。今回のキーワードはgrapevine。単語そのものの意味は「ブドウのつる」です。「で、それがどうして「うわさ」になるの?」はい、ごもっともな質問です。ブドウのつる、皆さん見たことありますよね(ない人も多いかな~この頃は)。ブドウのつる、って、あちこちに伸びていて、なんか一見「網(あみ)」みたいに見えるでしょう?そこからきているんですね。人の話、うわさ、情報がいろいろな方向に出ていって、つながって、その全体が一つの情報の「網」(情報網)となっている。その様子は、あたかもGrapevineのようである。ということで、Grapevineをうわさ、口コミ、人づて、(秘密の)情報網、等の意味で使うのです。
 使い方としては、当然hearが前に来ることが多いですね。「うわさで聞く」「人づてに聞く」のようにね。また、grapevineの前の前置詞としては、through(通して)がもっとも一般的ですが、overあるいはon が使われることもあります。例えば…
Steve: I heard over the grapevine that they are getting married.
Naoki: You are kidding me, aren't you?
まあ、うわさで聞いたわけですから、「冗談でしょ!」って言う気持ちもわからなくもないですよね。
 「でも、うわさ、って、ルーモ(ァ)、みたいな単語なかったかしら?」たしかに!rumorですね。実は「うわさ」そのものを意味する単語は、rumorで、うわさのネットワーク(つまり、情報網ですね)が、grapevineなわけです。そう言えば、この間、誰かがこんなことを言ってましたね~。
"I heard a rumor on the grapevine that this site will be gone very soon."
Oh,no. That's not true! Don't believe it. I will be here again very soon to see you all. Goodbye for now.(N.N.)(C)2006