夏山シーズンとなりました。朝日連峰の夏山開き、毎年6月の第3日曜日と決まっているようです。
先日、6月21日に鳥原山の朝日嶽神社でシーズン開幕のお祝いと登山者の安全祈願を行ったようです。
私は、ひと足早く登ってまいりました。
友人と二人で
朝日鉱泉ナチュラリストの家の駐車場に車を止め、いよいよ登ろうかとした時、「バキッ」と枝の折れる音が山の斜面から聞こえてきます。
黒い影。
足は短い。
カモシカは、見慣れているので分かります。
明らかに違う。
「熊じゃね?」
映像だと小さくて見えづらいんですが、
上へ移動する影がわかると思います。
パソコンだとわかります。画面中央の右寄り
登りだして、
山の中腹で、朝日川を渡ろうとした時、
「ガーオー」
ゴジラの叫び声のような雄叫びが、
山間に響き渡ります。
「何これ⁈」
顔を見合わせ、
何かわからないけど、こんな雄叫びは、
ヤツ以外に考えられない!
熊!
今、熊鈴を
チリンチリン
鳴らしたとて、何の意味もない。
こんな時の、
マニュアルって聞いたことが無く、
自分達の存在を知らせるために
こちらも負けじと、
「オー!」「オー!」
しばらくすると、また雄叫び、
「ガーオー」
こっちも、負けじと、
「オー!」
「ガーオー」
「オー!」
「ガーオー」
「オー!」
ある日森の中 くまさんに
出会った🎵
花咲く森の道 くまさんに
出会った🎵
スタコラ サッササノサ~🎵
スタコラ サッササノサ~🎵
文字にすると、まるで童謡の
森の熊さんですが、
そんな、
呑気な状況ではありません。
しばらく大声と、指笛を発し続け、
登るかを躊躇しておりましたが、
やがて叫び声は、
川下に移動して行き、
ホッとして登山を続ける事ができました。
今回これは「登山陶芸」。
山登りして、陶芸するのです。
鳥原小屋で
眼下に見える頭殿山を、手びねりで作ってみました。
稜線、重なって見えますか?
陶箱または香炉にします。
頭殿山は毎日、工房から見てる山、
稜線が何とも美しいんです。
1203m。
その山を裏側から見るのも一味ありますね。
こちらは、深山からの頭殿山。
鳥原小屋からの頭殿山。
朝日鉱泉登山口の吊橋
山で採ってきた月山竹。ザックが重くて大変でしたが、美味しくいただきました!
陶芸体験、陶芸教室のご依頼は、
こちらHPから。
http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp
◯深山焼の特注承ります。お祝い結婚式などの引出物をオーダーメイドで制作いたします。打ち合わせて色形の決定後、焼き上がりまでは、3ヶ月ほど。
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「里山で陶芸家になる旅」です。
◎伐採した木、お引き受けします。
・深山工房まで運搬願います。
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枝先や葉はいりません。直径5cm以上、腕の太さくらいまで。
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深山工房つち団子 金田利之