深山焼干支さる作品に、
申、猿について調べた説明書きを添付しております。
下記です。
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2016年干支さる「申」について
今年は、丙申(ひのえさる)です。
猿は、山の賢者で、山神の使いと信じられていました。
信仰の対象としても馴染み深い動物です。
豊臣秀吉の日吉大社の神猿(まさる)が有名です。
人間に似ている猿は、古代エジプトや中国など世界各地で神聖なもの、神秘的なものと考えられてきました。
「見ざる、言わざる、聞かざる」
日本で最も知られている三猿といえば、世界遺産である日光東照宮の三猿。
神馬をつなぐ神厩舎(しんきゅうしゃ)に彫られています。
猿は馬の守護神の厩神(うまやがみ)とされていたため、馬を守る存在として馬小屋に猿を祀っていました。
3匹の猿が両手で目、耳、口を隠した姿で、叡智の3つの秘密を示しています。
世の中の悪いことを見たり、聞いたり、言ったりせず、良いものだけを受け入れて素直な心で成長しなさいという教えを表しています。
三猿のモチーフは世界各地にありました。
日本へは中国を経由して漢語の「不見、不聞、不言」を訳した天台宗の教えとして伝わり、庚申信仰とともに広がったといわれています。
「申という字の成立ち」
「申」は「神」の字の元であります。
「申」という漢字は、「雷」の原字で、稲妻が左右に屈折している形を表した象形文字です。
稲妻は天の神の威光を表し、神の発するものであると考えられており、雷は神が鳴らすもの「神鳴り」とも言われておりました。
また、稲妻は、あちこちの方向に走ることから、「申」を「のびる」という意味や「もうす」という意味で、申告や申請などの字に使うようにもなりました。
「猿まわし」
猿の芸は魔除けや厄病除けとして重宝され、「去る」に通じることから、「悪いことが去る」や「病が去る」などの難が去る縁起の良い芸として正月などに行われ、大道芸として広まりました。
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以上、
このような説明書きをお付けしております。
そして、
意外というか、そんな気がしてたというか、
皆さん!ちょっと聞いてください。
猿についての、諺(ことわざ)、格言を、
調べてみると、良い意味のものが、
見つからないんです!
なんで?
森の賢者の猿なのに、
まぁーっ良い事は全く載ってない。
やはり、
私の浅はかな「猿知恵」では探すのは無理なのか。
下記をご覧ください。
○猿も木から落ちる
○犬と猿
犬と猿のようないがみ合う間柄。お互い性分が合わない仲である
○犬猿も啻ならず
仲の悪いといわれる犬と猿より,さらに仲の悪いこと
○猿の尻笑い
自分のことを棚に上げて他人を嘲笑うこと。
○猿に烏帽子
似つかわしくないことをするたとえ。また、外見だけを取り繕って、中身が伴わないことのたとえ
○沐猴にして冠す
(沐猴は猿のこと)
外見は立派だが、中身は愚かな者をあざけって言うことば。また、地位にふさわしくない小人物のたとえ
○猿猴、月を取る
できないことをしようとして、失敗すること。身の程知らずの望みを持ったばかりに、却って失敗すること
○意馬心猿 (いばしんえん)
心が煩悩や欲望のために働いて、抑えがたいことのたとえ
意馬心猿なぞは、一見よさそうなんですが、
使われるのは、濡れ場。
エロ小説の文章に、良く使われております。
○犬猿の仲
以上のように、
若干ガッカリでしたが、
猿が、それだけ、人間に近くて、人を代弁してくれるような愛すべき存在ということなんでしょうね。
もし、良さげな、ことわざが有りましたら教えてください。
○猿に絵馬
取り合わせのよいもののたとえ
(悪い意味ではない。懐かしいところでは、小室に安室。これは鬼に金棒か)
もう少しの猿のウンチクは、
つち団子ブログ2015年11月5日を、
ぜひご覧ください。
[ 2016年 干支 サル「申」北限の猿バージョン ]です。
「お知らせ」
深山焼2016干支さる「申」
ご注文の受け付けを終了いたしました。
ありがとうございました。
http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp
深山焼 深山工房つち団子
金田利之
〒992-0776
山形県西置賜郡白鷹町深山2530
TEL090-2955-1939
「脱サラ陶芸家の干支ワールド」
山形放送news evelyニュースエブリー
2016年1月4日放送
NHK山形放送局
「被災した窯を後世に」
NHK やまがた6時
2015年11月20日放送
申、猿について調べた説明書きを添付しております。
下記です。
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2016年干支さる「申」について
今年は、丙申(ひのえさる)です。
猿は、山の賢者で、山神の使いと信じられていました。
信仰の対象としても馴染み深い動物です。
豊臣秀吉の日吉大社の神猿(まさる)が有名です。
人間に似ている猿は、古代エジプトや中国など世界各地で神聖なもの、神秘的なものと考えられてきました。
「見ざる、言わざる、聞かざる」
日本で最も知られている三猿といえば、世界遺産である日光東照宮の三猿。
神馬をつなぐ神厩舎(しんきゅうしゃ)に彫られています。
猿は馬の守護神の厩神(うまやがみ)とされていたため、馬を守る存在として馬小屋に猿を祀っていました。
3匹の猿が両手で目、耳、口を隠した姿で、叡智の3つの秘密を示しています。
世の中の悪いことを見たり、聞いたり、言ったりせず、良いものだけを受け入れて素直な心で成長しなさいという教えを表しています。
三猿のモチーフは世界各地にありました。
日本へは中国を経由して漢語の「不見、不聞、不言」を訳した天台宗の教えとして伝わり、庚申信仰とともに広がったといわれています。
「申という字の成立ち」
「申」は「神」の字の元であります。
「申」という漢字は、「雷」の原字で、稲妻が左右に屈折している形を表した象形文字です。
稲妻は天の神の威光を表し、神の発するものであると考えられており、雷は神が鳴らすもの「神鳴り」とも言われておりました。
また、稲妻は、あちこちの方向に走ることから、「申」を「のびる」という意味や「もうす」という意味で、申告や申請などの字に使うようにもなりました。
「猿まわし」
猿の芸は魔除けや厄病除けとして重宝され、「去る」に通じることから、「悪いことが去る」や「病が去る」などの難が去る縁起の良い芸として正月などに行われ、大道芸として広まりました。
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以上、
このような説明書きをお付けしております。
そして、
意外というか、そんな気がしてたというか、
皆さん!ちょっと聞いてください。
猿についての、諺(ことわざ)、格言を、
調べてみると、良い意味のものが、
見つからないんです!
なんで?
森の賢者の猿なのに、
まぁーっ良い事は全く載ってない。
やはり、
私の浅はかな「猿知恵」では探すのは無理なのか。
下記をご覧ください。
○猿も木から落ちる
○犬と猿
犬と猿のようないがみ合う間柄。お互い性分が合わない仲である
○犬猿も啻ならず
仲の悪いといわれる犬と猿より,さらに仲の悪いこと
○猿の尻笑い
自分のことを棚に上げて他人を嘲笑うこと。
○猿に烏帽子
似つかわしくないことをするたとえ。また、外見だけを取り繕って、中身が伴わないことのたとえ
○沐猴にして冠す
(沐猴は猿のこと)
外見は立派だが、中身は愚かな者をあざけって言うことば。また、地位にふさわしくない小人物のたとえ
○猿猴、月を取る
できないことをしようとして、失敗すること。身の程知らずの望みを持ったばかりに、却って失敗すること
○意馬心猿 (いばしんえん)
心が煩悩や欲望のために働いて、抑えがたいことのたとえ
意馬心猿なぞは、一見よさそうなんですが、
使われるのは、濡れ場。
エロ小説の文章に、良く使われております。
○犬猿の仲
以上のように、
若干ガッカリでしたが、
猿が、それだけ、人間に近くて、人を代弁してくれるような愛すべき存在ということなんでしょうね。
もし、良さげな、ことわざが有りましたら教えてください。
○猿に絵馬
取り合わせのよいもののたとえ
(悪い意味ではない。懐かしいところでは、小室に安室。これは鬼に金棒か)
もう少しの猿のウンチクは、
つち団子ブログ2015年11月5日を、
ぜひご覧ください。
[ 2016年 干支 サル「申」北限の猿バージョン ]です。
「お知らせ」
深山焼2016干支さる「申」
ご注文の受け付けを終了いたしました。
ありがとうございました。
陶芸体験、陶芸教室の詳細は、
こちらHPから。
http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp
◯深山焼をもっと深く知るには
「仕事旅行」をご検索してみて下さい。
「里山で陶芸家になる旅」です。
深山焼 深山工房つち団子
金田利之
〒992-0776
山形県西置賜郡白鷹町深山2530
TEL090-2955-1939
「脱サラ陶芸家の干支ワールド」
山形放送news evelyニュースエブリー
2016年1月4日放送
NHK山形放送局
「被災した窯を後世に」
NHK やまがた6時
2015年11月20日放送
◯深山焼の特注承ります。お祝い結婚式などの引出物をオーダーメイドで制作いたします。打ち合わせて色形の決定後、焼き上がりまでは、3ヶ月ほど。