脱サラ陶芸家の干支ワールド/「つち団子ブログ」

干支の置物づくりの様子をご紹介/登り窯を焚く/深山焼 深山工房つち団子(ミヤマヤキ)

干支サルとの日常/深山焼干支ワールド

2016-01-27 | 干支シリーズ/縁起物
「やあ、サル美さん。元気?」


「そんなことより先生、早く仕上げして下さい」

「ご注文のお客さんが、首を長~くして待ってらしゃるんですよー」


「わかっていますよー」

「 でも、こう次から次へと君達が、
やってくるもんだからね~」

「いくらやっても、まだまだ先が見えてこないしー」

「休み無く、ずっとここに、
籠ってやってるんだから、
そこんところ察してくれよー」

(不精髭も伸び放題)

「はあ……」

「まぁ、お陰で君たちと、話ができるようになったのは良かったけどね ^_^」

「弱音吐かずに頑張るよ」


ディープな日常に身を置く私、
さて、サル美さんのお鼻に
取り掛かりましょう。

バランスに気を使って、
「 可愛く小さめにしょうね 」



次は、目玉。
バッチリ大きめに。
カラコンも入れよう。



水を付けて、洗顔



ここが、肝心かなめの大事なところ。

「サル美さん、息とめて」


「先生!」
「見える」 「見えるわ」

「良かったね」

今度は、お尻。
「いゃ~ん」「はずかしい」

尻尾と尻たぶ。

「尻尾、布目を付けましょう」
「オシャレは、シッポの先まで気を使わないとね」

「ありがとうございます」

シッポに穴を開けますよ。
「ちょっと痛いけど我慢してね」

「ハイがんばります」



「良く頑張ったね~」

「私、お気に入りのピアスがあるの」
「ピアスキャッチなんだけどー
パールなの」


「このパールキャッチ、尻尾に付けるわ」
「想像しただけで、ワクワクするわ」


「お尻もできたよ」


「先生ありがとう」
「ずっと便秘してたの、これで解消ね」




指。
ブルガリのリングが似合いそう。


今度は腕のアーチを支えていたギブス。
「固まったから、いよいよ切り離すよ」



思いついたのは、夢の中。
ヒントは、祭りの型抜き。



「おめでとう 、サル美さん」
「これで自由に走り回れるよー」

「さあ!行くんだ。
お客さんが、君を待ってる!」



「先生ありがとう」

「でも、
さっそく彼からデートの誘いが、、、」

「私の彼、
三代目ジェイさーるブラザースの
パフォーマーなの」
「行ってきまーす♡」

「オゥ⁈」
「お客さんには言っとくよ」

という訳なので、お客さま。
今しばらくお待ちください。


2016年干支サル 完成



陶芸体験、陶芸教室の詳細は、
こちらHPから。


http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp

◯深山焼をもっと深く知るには
「仕事旅行」をご検索してみて下さい。
「里山で陶芸家になる旅」です。



深山焼 深山工房つち団子
金田利之

〒992-0776
山形県西置賜郡白鷹町深山2530

TEL090-2955-1939

「脱サラ陶芸家の干支ワールド」
山形放送news evelyニュースエブリー
2016年1月4日放送


NHK山形放送局
「被災した窯を後世に」
NHK やまがた6時
2015年11月20日放送


◯深山焼の特注承ります。お祝い結婚式などの引出物をオーダーメイドで制作いたします。打ち合わせて色形の決定後、焼き上がりまでは、3ヶ月ほど。


コメント (2)
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