2011年2月の私のブログにこんなものがありました。
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太太が帰国しました。
2/1から2/5までの5日間を
昆山・上海で過ごしました。
出発ロビーで別れ、
同じ上海に居るのに
「搭乗口に着いた」という国際電話を受け取って
一人昆山への帰り道・・・
寂しい・・・
太太が成田に着いたのとほぼ同時に
誰もいない昆山のアパートに戻ったとき・・・
洗い終わって水切りに置かれている台所の食器やフライパン・・・
掃除された風呂場や部屋・・・
いつもと違う向きで置かれている掃除機・・・
中国は寒いと思って持ってきたが意外と暑かったので使わなかったホカロン・・・
を見た時に・・・
ついさっきまで近くにいた人が・・・
もう・・・いない
寂しさがさらにこみ上げてきます。
自分で選んで単身赴任してきた身ですが、
・・・です。
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中国赴任中に一度だけ、中国の正月を見せようと
中国に呼んだデガワ君が日本に帰ったあとの記事です。
ついさっきまで近くにいた人が・・・
もう・・・いない
寂しさがさらにこみ上げてきます。
そんな気分を今日味わいました。
特にたくさんお話ししたわけではありませんが、
24年間一緒にいたやつが、たった2晩でも戻ってきてくれた。
先ほど、最寄り駅に見送った時も、
『じゃぁ、またね』『ありがとう』
もっと、違う会話ができなかったのか・・・
一人我が家に戻るときに、なんだか、寂しい気分です。
振り返ってみれば、私も
就職してからは、正月くらいにしか実家に戻りませんでした。
そして、なんとなく居心地が悪く、さっさと帰る。
そんなことをしていましたが、・・・
向う側、両親側の気持ちに立てば、
今の私の気持ちと同じだったのかもしれません。
小さい頃、満面の笑みで大きく両手を広げて
『だっこ、だっこ』と言っていた奴が
もう私を頼りにしない。
私の知らない生活をしている。
そう思うと・・・ネ。