オナゴの執念!・・・
マウスの血液や皮膚などの細胞を弱酸性液に浸して刺激を与えるだけで、
iPS細胞のようにさまざまな細胞になる万能細胞を作ることに、
理化学研究所発生・再生科学総合研究センターのチームが成功したというニュース。
開発した女性リーダーらは、全く新しい万能細胞として
「STAP細胞」と命名したそうです。
iPS細胞よりも簡単に作製でき、安全性も優れていて、
人の細胞で作製できれば再生医療への応用が期待されるとのこと。
細胞を万能細胞に作り替えるには、
初期化という作業で受精卵の状態に細胞を逆戻りさせる必要があり、
iPS細胞は遺伝子を導入し初期化するが、
今回の方法は酸性の溶液に浸すだけで簡単なのが特徴。
iPS細胞は遺伝子の導入に伴うがん化のリスクがあり、
初期化の成功率も0.2%未満と低いが、
STAP細胞は、外的な刺激を与えるだけなのでがん化のリスクが低く、
初期化成功率も7~9%ある。
研究チームはメカニズムを解明し再生医療への応用を目指す。
「誰も信じてくれなかったことが何より大変だった」と
女性リーダーは振り返ったそうです。
スタートは2008年。
ハーバード大で担当教官との議論から始めた実験で偶然、
外部刺激による初期化が得られたが、その後実験は一進一退。
「泣き明かした夜は数知れないが、今日だけは頑張ろうと思ってやり続けた」
そうです。
最初の論文投稿では
「何百年の細胞生物学の歴史を愚弄している」、「きっと間違いだ」
とまで否定されたが、信念を貫き、
約5年で論文受理にこぎつけたそうです。
おめでとうございます。
科学者の研究って、最初はそんなもんなんでしょう。
信念・執念が実を結んで良かったですね。
この記事を読んでいて、こんなこと2つ思いました。
①
パソコンも元の動作に戻す時、初期化作業をしますが、
その時にがん(ウィルス)感染のリスクが伴う。
いっしょだ!(^O^)/
②
私の顔にできた満面の『おじい(シミのこと)』に
弱酸性の液を毎日塗れば、・・・
細胞に初期化が起こって綺麗になるのかぁ(^O^)/
どーでしょ!リーダーぁ!
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