残念です。
『H3ロケット初号機、打ち上げ失敗 2段目エンジン着火せず指令破壊』というニュース。
記事によると、
JAXAは7日、新型主力機H3ロケット初号機を種子島宇宙センターから発射したが、
2段目エンジンが着火せず、発射から約14分後に指令破壊した。
機体はフィリピン東方沖の海上に落下したとみられ、被害は確認されていない。
とのこと。2段目エンジンが着火せず、発射から約14分後に指令破壊した。
機体はフィリピン東方沖の海上に落下したとみられ、被害は確認されていない。
2月の中断理由は、ノイズによるものとされてました。
私もサラリーマン時代、設計者として
訳の分からない不具合はノイズが原因
としたものです。
CPUが手軽に手に入り、設計に使えるようになると、
ソフトウェアの出来が、製品の性能を左右するようになります。
オールアナログ時代は、多少のノイズは
高速すぎて動作できませんでしたが、
デジタルの時代には、数マイクロの時間でも動作してしまいます。
それはデジタルで動かすものがアナログ部品だからでした。
ソフトウェアで対応するとき、その微妙の時間さのズレが
他の部分に影響してしまったということは多々ありました。
今回の失敗も、前回の中断による改良が
他に影響してしまったということはなかったか・・・
よく検証して、再チャレンジしてほしい。
落下による被害が無くてよかった。
それにしても、なんで破壊指令ではかく指令破壊なんだろう?
地球観測衛星「だいち3号」は研究段階のロケットではなく、
もっと安定したロケットで確実に討ちあがたほうが良いのでは・・・
研究者たちの責任が重くなっちゃいますよ・・・
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