
かの国の政治体制が独裁の様相を示す中で、
『村田製作所、無錫で新工場着工』というニュースがありました。
記事によると
村田製作所の中国子会社、無錫村田電子が、
無錫ハイテク産業開発区で新工場を着工した。
投資額は約25億5千万元で、村田製作所が中国の工場で一度に実施する設備投資としては過去最高額。
無錫村田電子は1994年設立で、村田製作所が中国に持つ最大のセラミックコンデンサー生産拠点。
新工場の総延べ床面積は約5万1千平方メートル。
稼動後の売上高はこれまでの2倍の200億元を超えると見込まれる。
無錫ハイテク産業開発区で新工場を着工した。
投資額は約25億5千万元で、村田製作所が中国の工場で一度に実施する設備投資としては過去最高額。
無錫村田電子は1994年設立で、村田製作所が中国に持つ最大のセラミックコンデンサー生産拠点。
新工場の総延べ床面積は約5万1千平方メートル。
稼動後の売上高はこれまでの2倍の200億元を超えると見込まれる。
とのこと。
無錫村田電子は、中国駐在中に大変お世話になったお客様です。
仲間と一緒で訪問することが多かったですが、ひとりで伺ったこともありました。
先方の中国人スタッフは、私でもお話しできるほど日本語が堪能でした。
当時は工場長は日本人でした。
食堂で昼飯も食べさせてもらったし、工場内も歩かせてもらいました。
あの頃でも工場の敷地は相当広かったけれども、
新しい工場を建てられるほどの空き地があったかどうか覚えていません。
それほど広かった思いがあります。
もしかしたら隣の工場の敷地を購入したのかもしれませんね。
そうそう、あの3.11の時も無錫出張でした。
夜、帰ってからアパートのテレビで日本の状況を知り、
家族の安否を確認ました。
村田さんのチップコンデンサは、ありとあらゆる電子機器の小型化に寄与しています。
その最先端の製造現場を訪問で来たことは、いまとなっては、なつかしい思い出です。
昨今の両国間の関係もあり、新工場設立はとてもリスキーだと思いますが、
村田製作所さんは、よほど自信があるのですね。
両国の発展と友好を繋ぐコンデンサとして寄与してほしいものです。
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