ドラマネタをあれこれ書いて参りましたが、7年前も甲斐さんそっちのけで(失礼!)
「半沢直樹」ばかり語っていた時期があったなあ(笑)とか
ラブリン黒崎さんより先に「ボクの直樹」とか書いてたなあ(笑)と思い出し
ガッツリ「半沢」ネタを楽しむことにしました(笑)
まずは、半沢が東京中央銀行に返り咲き、シリーズ後半戦のスタートとなる
第4話のラストから第5話にかけてですけど
最初に、中野渡頭取が、半沢に直々に辞令を手渡す際「よく戻って来てくれた」と言った時に
「イヤイヤ、あなたが島流しにしたんでしょ!(笑)」とツッコんだことをご報告しておきます(笑)
まあそれも、バンカーとして、一回り大きく成長して欲しいという
頭取なりの愛のムチだったのかも知れませんが
30年間、銀行員生活を送られ、証券部門を担当なさったこともおありの
真壁法政大学大学院教授によれば…銀行と証券会社では、ビジネスの性格が全く異なり
互いの業務を理解することが難しいらしい(汗)
銀行員は、いわば農耕民族で、コツコツ努力することで作物が実るのに比べ
証券会社の仕事は狩猟であり、リスクを取って動くことも必要とされるため
半沢みたいに銀行員が証券ビジネスをすることは
「農家が、いきなり鉄砲を持って狩猟するようなもの」なんだとか…(苦笑)
確かに、セントラル証券での半沢は、バンカー時代よりも危ない橋を渡るというか
リークによる情報操作なども行っていたようだけど(苦笑)
基本的に「ヤるかヤられるか」みたいな勝負ばかりを戦って来てるし(笑)
証券会社に馴染むのも早かったんじゃないかと…?(笑)
ともあれ…頭取は、その辞令発令の直後に、予てより懸案であった
多額の負債を抱える帝国航空を再建し、700億円の回収を命じる訳ですが
新シリーズ前半で、大和田が伊佐山の裏切りに気づいたのは
この再建チームのリーダーはおろか、メンバーの中に自分の名前がなかったことが原因だった
…ってくらい、この頭取肝いりの案件に対する欲があったはずなのに
頭取が「電脳」の後始末を誰にやらせるか悩んでいた時
「適任者がいるじゃないですか」と、三笠副頭取、伊佐山部長、諸田を推薦したのと同時に
この肝いり案件には「君が真に優秀な人材だからだよ!」と
半沢を推したと思われることに違和感が…?
半沢の同期で、行内きっての情報通の渡真利くんも
大和田は、頭取の人事でナゼかニューヨーク支店から返り咲き
自分を差し置いて、再建チームのリーダーとなった紀本常務のことを
面白くないと思っているだろうと言ってたし…?
それを小耳にした女将さんが、判りやすく動揺してたり(笑)
…って、まあ、放送開始当初から、やたら半沢たちの話に耳をそば立てていたので
三笠か伊佐山の愛人?と思っていたんだけど(笑)
紀本常務と訳アリなのは確定ですよね?(笑)
でも、大和田と紀本常務が2人きりで
「帝国航空は、あそこならではの事情を抱える伏魔殿」とか話し合っていたし
実際、半沢は再建に着手するなり「公共交通機関として、日本の空輸の発展に尽力して来た」
…と社会的意義を持ち出す神谷社長、永田役員、山久財務部長の前で
「再建計画を立てても実行できない、あなた方に問題がある
世のためになっているから赤字でもいいという考えは間違っている」とブチかましていて(笑)
ドSモードでビシバシやって行くのかと思いきや(笑)
支持率回復を狙う的場総理が、国土交通相に議員2年目の新人
元ニュースキャスターの白井亜希子氏を大抜擢
「次の選挙を見据えた票集め」のためのサプライズ人事ではないか?という記者からの質問に
「選挙?い・ま・じゃ・な・い(笑)」と白井先生(笑)
…って、白いスーツに、あの髪型に、そのセリフ…いったい誰のマネだよ!?(笑)
その白井議員は「帝国航空改革のため、タスクフォースを立ち上げます
帝国航空の債権を保有している各銀行には、一律、債権7割カットをお願いしたい」と発言
実行されれば、東京中央銀行は、700億円の回収どころか
その7割の500億円を手放さなければならなくなるということで
大和田は、そこまで見越して、半沢に任せたんじゃないか?疑惑が浮上…(苦笑)
渡真利くんが、以前に「電脳」の件に政府が介入して来るかも?と話していたのは
「電脳」ではなく、この帝国航空の件だった訳ですが
大和田から「政府…イヤ、この国全体を相手することになるかも知れないですよ
全て君の肩にかかっている!」とプレッシャーをかけられたことで
半沢は、再建に成功すれば、自分を推薦した大和田の手柄となり
失敗すれば、その責任は全部自分に押しつけるつもりだと気づき
行内の役員会議で、帝国航空の債権放棄について
大和田が「今のところ白井大臣のお考えの1つであって
まだ、何も正式に決まった訳ではございません
であれば、現在、半沢くんが先頭に立って取りかかっている帝国航空の再建案を
政府に、そしてタスクフォースに認めさせることが出来れば
債権放棄も撤回される可能性が出て来るのではないでしょうか」と、お気楽な見通しを述べるや
「あれほど国民が注目した記者会見での発言です
白井大臣が撤回することなど有り得ません!
そもそも、当選2期の白井議員を大臣に置いたのは、地に落ちた進政党の人気回復のためです
ウチがどんな再建案を作っても、政府が評価することはないでしょう」とバッサリ(苦笑)
更に…「我々が話をするのは、開発投資銀行です
開投銀は、2500億円の7がけ…1750億円もの債権放棄を要求されています
いくら政府系の銀行でも、行内には反対意見があるでしょう
『債権放棄なしでの帝国航空の再生』…ウチがこの選択肢を
開投銀にしっかりと示すことが出来れば、味方に引き入れることが可能です
一枚岩となった銀行団なら、タスクフォースがどんなに強硬に債権放棄を迫って来ても
正当な主張として断固拒否できる!そう考えております」と対策を話すと
大和田が「ああ、イヤイヤ、イヤイヤ、よくぞそこに気づいてくれた!
夕べ、2人きりで話し合った甲斐があったというものだ!」と、半沢の肩に手をかけ
頭取を始め他の重役たちに、ちゃっかり「自分の手柄」アピール(苦笑)
が、半沢は「申し訳ございませんが、話はまだ終わっておりません
席にお戻り下さい」と再びバッサリ(笑)
そして「今のシナリオは、あくまでも帝国航空が死に体でないことが条件です
これから約3週間、徹底的に帝国航空の実態を調査致します
その結果、自力復活が不可能であると判断した場合
皆様には覚悟をお決め頂きたく存じます」と最悪の場合にも触れると
役員の1人から「最初から死に体だと言いながら
逃げるつもりじゃないだろうな?」との声が上がり
すかさず大和田が「もうお忘れですか?
彼は、電脳雑技団の粉飾を見破り、当行を救った立役者ですよ?そんなことするはずがない!
彼はやってくれるはずです!ねぇ?半沢くん!」と割って入るも
半沢にガン無視され「チッ」と舌打ち(笑)
ネット上は「好きな子にちょっかいかける小学生みたい(笑)」
「大和田かわいいな!」とザワつきまくり(笑)
ホントに最近「かわいい」の意味が、どんどん広がってるような気が…(笑)
そのせいかどうか?半沢と大和田のカラミが少なかった第5話は
ちょっと視聴率が下がったんですよね?(苦笑)
それはともかく…白井大臣が任命した直属のプロジェクトチーム…
企業再生分野の専門家によって構成された「タスクフォース」のリーダー乃原弁護士役は
筒井道隆さんが演じておられるんだけど
これまでの「いい人」キャラのイメージを木っ端微塵にする「悪い顔」で(笑)
中には「誰か判らなかった」という方も…(笑)
メガネの奥から睨み付ける目の冷たさは「ハゲタカ」の時の「ナギサさん」みたいです(笑)
もっとも、その筒井さんのインパクトが強過ぎたせいで(笑)
オンエア前に話題になっていた、白井大臣の秘書役の「大島さん(笑)」の影が薄い!(笑)
誰か名前間違えて呼んであげてくださーい!(笑)
その筒井さん率いる「タスクフォース」が帝国航空に乗り込んで来る中
半沢たちは、帝国航空の実態を詳細に調査
OBの力が強くて、企業年金改革は進まず、財務体質は危機に瀕しているものの
半沢は「従業員たちが皆、自分たちの仕事にプライドを持っている」ことに注目し
「自力回復が可能と確信できる再建案の草案」をまとめ上げ
帝国航空の上層部に「政府が直接介入して来たのは『死に体』だと判断したから」であり
タスクフォースに再建を委ねれば「経営陣に退陣を迫って来る」として
自力再生への道に舵取りするよう説得した矢先
その草案から上層部改革の項目を外したものが、社内に一斉メールで流され
従業員たちからは、当然大きな反発が起こるわ
半沢は、帝国航空のメインバンクである開発投資銀行の「鉄の女」に呼び出されるわ…(汗)
その鉄の女に、社内の不穏分子を取り除かない限り
こういうことはまた起こると言われ、不穏分子探しを始めることに…
一斉メールを送ることが出来る…草案の中身を知っている人間は
帝国航空の神谷社長、永田役員、山久財務部長
東京中央銀行では、中野渡頭取、紀本常務、大和田と
帝国航空再建の前担当者だった曽根崎に限られるとはいえ、決め手がない中
半沢の前に現れたのは「スパイラル」の瀬名社長!?
一斉メールを送ったアドレスから、発信者を特定するよう半沢に頼まれていたらしく
「この個人情報が洩れたらアウト」と言いながら
「これからも何かあったら、何でも言って下さい
俺は、半沢直樹のためなら何でもやりますから」と「恩返し」宣言(笑)
前シリーズは、大阪支店編と東京本店編に分かれていたため
前半の出演者が後半に登場することはなかったので
このサプライズはちょっと嬉しかったですね(笑)
半沢は、その個人情報を頼りにすぐ伊勢志摩に飛び
…って「伊勢志摩空港」は架空の空港なんだけど
半沢が乗ったタクシーの運転手さんが「サミットが行われたホテルや伊勢神宮」の名前を挙げたので
実在するのか?と、ググられた方多数(笑)
その開港に尽力したらしい白井大臣と、大臣を操る黒幕・箕部幹事長を皮肉るように
アクセスの悪い空港は閑古鳥が鳴いているとの情報も盛り込まれてましたが
帝国航空は、こういう政治がらみの事情もあって
赤字路線の運航を止められないんじゃないかと…?
さて、その一斉メールの発信元は、雑居ビルの2階にある「丸岡商工」
そこに向かう途中の廊下で、帝国航空へ発送される荷物を見かける半沢
残念ながら、やる気のなさそうな(笑)女性社員が1人いるだけで丸岡社長は不在
アポを取っていたという「小芝居」をして(笑)
丸岡社長が、シェラトングランデ東京に行っていることを聞き出し、トンボ返り…滞在時間短っ!(笑)
シェラトングランデ東京では、帝国航空の永田役員の兄で進政党の議員
「永田栄一君を元気にする会」が催され、箕部幹事長と白井大臣、永田役員も出席していて
「謎は全て解けた!」って感じですが(笑)
永田役員役は「相棒」の組対5課のヒマ課長(笑)や
「チコちゃん」の「たぶんこうだったんじゃないか劇場」でお馴染みの山西惇さんで
ナンか久しぶりの悪役だなあと…(笑)
半沢が、永田役員に、草案をリークしただろう?と匂わせると
「はっ!?何言ってんだ?気でも狂ったか?」とヒマ課長
「狂っておりません、そう思っているので申し上げたまでです」と返されると
「そもそも、再建案がどうなろうと、政府が介入すれば、我々経営陣は一新されるんでしょ?
クビになる人間が、わざわざリークなんかしませんよ!」とトボけるも
「ですが、進政党の議員を兄にお持ちのあなたなら
政府が介入しても役員のお立場は守られます」とツッコまれ
「情報が洩れたのは、そちらの不手際でしょう
秘密保持も出来ないようじゃ、銀行員失格だ」と捨てゼリフ(苦笑)
もっとも「倍返し」を楽しむためには、仇役がドヤってくれた方が有難いんですけどね(笑)