半沢の再建案のネックになっていた余剰人員の受け入れ先問題に進展があり
帝国重工の藤間社長からの電話で、技術者350名を受け入れてくれることが決定
同じ帝国グループとはいっても「今までの経緯からしたら、ほとんど別会社」…って
これは、甲斐さんご贔屓の「下町ロケット」に登場する企業だし(笑)
しかも、杉良太郎さん演じる藤間社長から電話!?(笑)
財前部長(吉川晃司さん)じゃなくて?(笑)
更に、ホワイトボードに記された受け入れ先の中にも
「下町ロケット」に登場する「アイチモータース」「重田エンジン」
「ノーサイド・ゲーム」の「トキワ自動車」「カザマ商事」「日本モータース」など
「半沢直樹」と同じ池井戸作品でお馴染みの名前がズラリ(笑)
セントラル証券編でも、株価を表示する掲示板に、池井戸作品ゆかりの企業名を発見し
思わずニンマリしてしまったんですが(笑)今回もやってくれましたね♪
ともあれ、これで「裁判も辞さない覚悟」の余剰人員は、残り506名となり
半沢は、再び開発投資銀行の「鉄の女」谷川に会いに行き
「メインバンクのご担当として、あなたは誰より帝国航空の内情をご存知です
今、当行が抱えている問題も見越していたはず、だとすれば…」と切り出したトコで
「受け入れ先の目星も付けていた…と考えた訳ですか?」と谷川さん
「『スカイホープ航空』という企業をご存知?
(『最近、注目されているLCCですね』)
ええ、斬新な取り組みを幾つも行って、現在、利益率は13%
創業以降、24%の成長率を誇るベンチャーです
そこが今、大型融資をウチに依頼して来ています」と明かすと
半沢は「利益率13%もある企業が大型融資の依頼ですか?じゃあ…」とその理由に思い当たった様子
でも、それには答えず「このあと、担当者と融資の件で会うことになってます
ご紹介しましょう…ですが、勘違いしないで下さい
タスクフォース主導であれ、経営再建する上で、人員整理は避けて通れません
遅かれ早かれ、誰かがやらなくてはならない
だったら、早い方が良いと思い、ご紹介するまでです
決して、御行に賛同したということではないことは、ハッキリと申し上げておきます
再度申します。当行は債権放棄に同意致します
それは、他の銀行も同じです」と、開投銀としての立場を明確にし
半沢が「谷川さん、債権放棄は本当に帝国航空のためになるとお思いですか?」
…と、一席ぶとうとしたトコへ「担当者」が現れて…「森山!?」「部長!」(笑)
「スパイラル」の「瀬名社長」に続き「セントラル証券」編から、サプライズゲスト登場(笑)
ただ、谷川さんは「やはり、お知り合いでしたか
つい最近まで、東京セントラル証券にいらしたのね
森山さん、目を輝かせて、人生を変えてくれた上司の話をよくしてくれます
もしかしたら、半沢さんのことかな?と思っていましたので…」と、まるっとお見通し状態(笑)
再会した元上司と部下は、剣道場で旧交を温める訳ですが
コロナ禍の真っ只中ということで、空手や剣道などの武道団体が
気合いを入れるための発声を抑制するように呼びかけているらしい(汗)
剣道経験者としては、声を出さずに対戦するなんて「ムリ~!」です(苦笑)
まあ、半沢は、思いっきりの「めーん!」で1本取ってたけど…(笑)
…で、その対戦のあと、半沢が「銀行と子会社の関係ではなく
同じ剣士として、元同僚として、折り入って、お前に頼みがある
スカイホープの担当者を紹介してくれ!
スカイホープは開投銀に大型融資を申し込んでいる
業績好調なあの会社が、それだけの資金を必要とする理由は1つ
新規路線の開設、及び、ドル箱路線の増便による事業拡大…違うか?」
…と森山に頭を下げたトコで「ほな、違うか」と奥さん(笑)
それはさておき(笑)2人は、井川遥女将の店に場所を移し…
スカイホープを「帝国航空の余剰人員500人の受け入れ先」にすることは
半沢の推測通り、近い将来に新路線開設や路線拡大を控え
新たなスタッフを必要としていたスカイホープにとっては
安全面、サービス面で完璧に教育された帝国航空の社員を得ることが出来るし
一方「一生を捧げると決めた仕事を奪われることに憤慨してる」帝国航空の社員たちにとっては
給与や待遇面よりも、同業種で働けることが第一だし…つまり、Win-Winの関係になる訳で
開投銀の谷川(西田尚実)さん、目のつけどころが確かだなあと…
そういえば、中野渡頭取とは「三匹のおっさん」で、舅と嫁の関係でしたね(笑)
ともあれ…またまた、半沢たちの会話を聴いていたらしい女将さんが
開店5周年の案内(名刺)を手渡すと、海外から取り寄せた紅茶セットに続き
「また、何かプレゼントしなきゃいけないねぇ(笑)」と奥さん(笑)
そのお返しに…と女将さんが半沢に贈り、花ちゃんが「コペルニクス」で買ったのとダブった
あのマカロンは、リアルで注文が殺到してるそうで(笑)
生産は追いついているものの、ドラマ仕様と同じ箱が品切れになっているんだとか…(笑)
その花ちゃんは、白井大臣のファンらしく
大臣が東京中央銀行に乗り込んだ件をニュースで見て
「サインとか貰った?」大コーフン(苦笑)
「何しに来たか知ってる?」という半沢の質問にも「激励かナンかでしょ?」(苦笑)
「激励じゃないよ、脅しだよ?銀行の債権、手放せって言って来てるんだよ」と説明するも
「いいじゃない!それくらい、一応大きな銀行なんだし、お金持ってんだし
白井大臣なんだし、お役に立つくらいしたらどう?」などと
おそらく?番組的に、民意を代表して伝える役を担っておられるんでしょうけど
ネットで問題になっている、日頃の「内助の功」はどこへやら?な言葉に違和感が…(苦笑)
ようやく再建のめどがつき始めたかと思った矢先、金融庁から帝国航空の与信判断…
東京中央銀行が帝国航空に対して行った融資の判断が正当だったかの確認…をするとの通達があり
「担当は、落合っていうベテランだそうだ
君の大好きな黒崎検査官じゃなくて残念だったね(笑)」と渡真利くん(笑)
「でも、気をつけろよ、半沢、落合も相当なクセ者だって噂だ
全く、お前も次から次へと面倒を引き寄せるよねぇ」って、そんなホントのことを…(笑)
半沢が「しかし、白井といえども、金融庁を動かす力はないと踏んでいたんだがな」
…というセリフを口になさる堺雅人さんの声が嗄れていらして
毎回毎回、正味45分強の本編の内、40分以上も出番がおありになる…
それも長ゼリフだったり、怒鳴ったりだし…という過酷な撮影が窺えました(汗)
渡真利くんが「ご明察!白井を後押ししてる箕部幹事長が動いたって話だ
金融庁にとって、箕部幹事長は、以前から改革を迫られてる因縁の相手だ
しかし、金融庁はその権力に屈して、今回の検査をしぶしぶ引き受けた
金融庁の屈辱っていったら相当なもんだよ」とさすが行内きっての情報通らしく答え
金融庁の出迎えに向かう半沢の背中に「ファイト!」と声をかけると
振り返らないまま、右腕でガッツポーズを見せる半沢(笑)
曽我部が「いいか、半沢、これは審査部が苦労して通した融資なんだ
『問題あり』なんて判断されないように、しっかりやれよ!」と話しかけて来るのへ
「じゃあ、お前がしっかりご説明しろ!当時の担当なんだろ?」と返すと
「残念ながら、今の担当は俺じゃないんでね」とイヤミたっぷり
やっぱり『事あれかし』と思っている様子?(苦笑)
…で、頭取を始め、紀本常務や大和田ら役員と共に並んで、金融庁の到着を待っていると
逆光で、しかと顔は見えないながら、階段を1段1段昇り
段上にいる半沢たちの方へ徐々に近づいてくるシルエットに見覚えが…!?(笑)
「信じられない!」といった表情で、目を見開く半沢の前に現れたのは
まごうことなきラブリン黒崎!(笑)
その黒崎は「金融庁担当検査官の黒崎です」と
ずいぶんシンプルになった肩書き(笑)と名前を告げ
たぶん、上司から押しつけられたからであろう?いかにも嫌々ながらといった感じで
「只今より、金融庁検査を…」と言いかけたトコで、半沢に気づき
慌てて目を逸らす半沢の目の前まで歩み寄って来て「あなた、いたの?
さては、電脳の粉飾を見破ったおかげで、こっちに返り咲いたって訳ね?私と一緒♪」(笑)
急にテンションアゲアゲで、ウィンクまでしてくる(笑)黒崎を
半沢は「そうでしたか…今日はてっきり落合検査官だとばかり…」と露骨にイヤがり(笑)
大和田は、ジェラシーなのか?(笑)恐い顔で睨みつけるも
「そうなのよ~!急きょ言われちゃってね
もう正直、いい迷惑だったんだけど、あなたが担当者だなんてねぇ!
おかげで、ファイトまん・まん・よ!」とマイペース(笑)
「オー!マイガッ!」という心の声が洩れ聞こえそうな表情で目をつぶる半沢(笑)
俄然、やる気になった(笑)黒崎は、頭取の正面に戻り
「いい?お宅らがムダに政府を怒らせたせいで、こっちもいい迷惑してるの!
この怒り、全部ぶつけてあげるから!そのつもりでね」と宣言し(苦笑)
自分が引き連れて来た部下たちに「さあ、やり直すわよ!」と告げると
全員が背筋を伸ばしてシャキッ!…って、庁内で、どれだけ恐れられてるんでしょ?(笑)
更に、先ほどとは別人のように明るく張りのある声で、ドラえもんみたいに(笑)
「只今より、きん!ゆーちょー検査をを行います!よろしくね♪」と頭取に顔を近づけると
頭取は眉一つ動かさなかったけど、半沢は「イヤな予感しかない」とでも言いたげな表情(笑)
濃ゆいなー!(笑)と思いつつ、ラブリン黒崎が登場すると
「待ってました!(笑)」という気分になりますよね?(笑)